アイパオの話(その47)裸のウイルス(その7)

入社式も取り止めとなり会社のほぼ全員がテレワークに移行する事に。在宅でどうでもいいことやるなら有給を取って休むべきじゃないか。売れないもの売る必要ないし来ない客を待つ事もない

こんな時こそTV会議で「二酸化塩素香」や「アイパオ」や「Bi見逃サーズ」など中洲主導の新規事業の作戦会議やるべきなのに。何の事業でもどんな事情があっても会社存続の危機を乗り越えるのはトップの責任です。いい顔して形だけ在宅勤務でお茶を濁しても必ずそのツケがやって来るのです。本当に気が滅入る事態だ。東中洲の飲み屋、居酒屋のオーナー達どんなに苦しいだろう。和みのママも気の毒ですねえ。

そんな時に日経電子版で人気役者の志村けんさんの死去が報じられる。新型コロナウイルス肺炎だという事で世間にショックが広がっております。何とも手が打てないもどかしさ。

コムロに図解説明書の作成を依頼しました。二酸化塩素香を使って感染防止法を世界に伝える為にです。ヒラタの部屋を覗いてBi見逃サーズの実験打ち合わせとついでに二酸化塩素香の進め方を話します。商品開発も勿論ですが市場開発が更に難しい。「ケミホタル」もそうでしたが資金が底を尽き始める中で兎に角市場に風穴が開かなければビジネス終了のゴング。その市場開発も商品開発者が自らやるしかない。それはベンチャービジネスの宿命です。やれやれ今日は何も進歩がない何とも気が滅入る一日でありました。

例によって老婆(ラオポ)の夕飯食って一寝入りしてつらつら考えます。この膠着状態どうしたものか。二酸化塩素香スプレーは完成しましたが部材が揃わず生産は4月末にズレ込む。注文が殺到したら一体どうなりましょう。ジエイタイプロジェクトの200円ミニスプレーも郵送引き受けてもらえるかがポイントに。何なら水を抜いて郵送し消費者が自分で水を加えて調合してもらう事にします。まあこれだと飛行機の搭乗手続きで問題なくなりますが。

そんなこんなの思案の中で例の愛しいアイパオドームで拡散実験のあれこれ考えるうちに・・・。「このアイパオをクリーンルームにしたらどうだろう」と妙案が浮かんだのです。入口と出口のドアを二つ作りクーラー、サーキュレーター、超音波二酸化塩素ミストで室内を常時20°C、二酸化塩素濃度を0.05ppmに保ちます。病院がいい。院内感染を防ぐためにマスクを二酸化塩素香スプレーで消毒しアイパオに入って30秒待機してそれから病院に入る。このアイパオクリーンルームを病院の駐車場に設置するのです。

そんなこと考えてたらヒラタ君からメールが入っていました。このヒラタという男は社内フリーター的存在でして本職の「金型屋」では技能オリンピックに出るほどの腕だが中洲士郎の例の差別用語にさらすと「士農工商印プラ金型」(印刷プラスチック金型)即ち日本の身分制度7段の最下級職業という事になると侮ります。しかし実を言うと仕事の腕では下から順に社会で強い立場をキープ出来るのです。仕事上設計や試作加工それに動画作成も好きにやっております。おまけに彼は自分の魚船を所持し一級航海士にして釣名人だからプロ野球の選手や病院長、警察などたくさんの貴重な釣り友に囲まれる強い存在なのです。

それで昨日早速病院の先生方に声を掛けたようです。三苫町の谷石デンタルクリニック院長が「病院はみんな困っている。世の為に二酸化塩素香とシステムの完成に協力しよう」と。

明日だ。「遂に革命の時来たる」です。クリニックにアイパオ設置して院長や看護士さん患者さんらと世界初のでっかい仕事に取り掛かります。どうぞご期待ください。

裸のウイルス(その6)

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。世界中がこの感染防止策と感染治療に決め手を欠き右往左往しております。

「いい年こいて」と老婆(ラオポ)の侮りと「二酸化塩素スプレー製品で消費者に支障あったらどうしますか」と会社の研究開発の連中の危惧の中で一体全体どうしたものか。

愚かしくも中洲士郎、例によって「義を見てせざるは勇なきなり」とその戦場に飛び込もうとしとります。その引き金になったのが数日前の中洲士郎ブログに寄せられたコメントです。

「二酸化塩素香スプレーで口臭消しに効果あるかどうか試したい」と。

そりゃ二酸化塩素ガスは酸化力強いから見えない敵にはアルコールと比較にならないほど効果があります。しかし「万が一の時はどうする」。有事には必ずネガティブ派やクレーマーが跋扈して問題の解決を削ぐのが世の常であります。

平時と有事、各々やるべき事が異なると思うのですが。平時なら例えば合成洗剤です。洗剤ザブの石油由来の界面活性剤が1000人に一人もの主婦の手を酷い状態にしました。我が老婆(ラオポ)も50年間「手荒れ」にそりゃあ苦しめられております。洗濯水1ccでも手に付けばアウトなのです。要は身体に合わなきゃ使用しなきゃいいとの世間の論旨。しかし農薬過剰散布と合成洗剤の排水で日本の山河は世界に比類なき死に体なのに誰もこれを許可している厚労省を提訴しません。逆に厚労省が認可していない素材を使って一件でも支障が起これば誇大にマスコミに騒がせる。だからこんな国で牛痘のジェンダー先生の様な取り組みは出来やしないのです。

そうだろうか。この国にあって一つの風穴がT薬品のクレ※リンで開けられました。この商品は厚労省の許可が頂けない、従って医薬部外品でもないからタダの雑品なのです。中洲の会社では二酸化塩素製品の品質管理で何時もガス放出量を計測しております。例のペン型の極く小さいタイプでもしっかり長期間一定量の二酸化塩素が放出されるのを確認しているのです。身体に侵入しようとするコロナウイルスにとってこの二酸化塩素分子こそ必殺仕置人。その製品に「効果あるという根拠はない」某大学教授のSNSへのそんな無謀な書き込みも目にします。中洲なら直ぐに凹んでギブアップですが医師でT社のS社長少しも意に介さず「信じる人だけが使用すればいい」と。確かに野球ボールがあるから購入者誰もがヒット打てるわけじゃないのです。そして実際に沢山の消費者に支持されて品切れの状態が続いております。

厚労省におもねらないT社のやり方は痛快ですが問題はT社の成功にウゾウムゾウの追随者の出現とエセ商品の氾濫です。安定化二酸化塩素と称しながら二酸化塩素発生ゼロの商品、それをお客に薦めるドラッグストアを目にすると先の見通しは暗いです。ウイルス感染防止には良い商品の開発、対処方法の工夫と合わせて販売方法にも新しいやり方が必要だと思います。

安楽椅子探偵が頭の中で犯人を特定するように皆さんと見えないコロナウイルスの弱点を見つけるのは如何でしょう。2月18日プリンセス号のカーニバルジャパンの社長にご提案しました。

換気が出来ないキャビンでは先ず強力な二酸化塩素香スプレーで目に見えないが随所に付着したウイルスを瞬時に不活性化する。次にしっかり換気してT薬品の据置型クレ*リンを設置して薄い二酸化塩素雰囲気にする。新しいゾーンに入る乗客はマスクに適切な感染防止処理を施して他の乗客と接してもらう。そうやって安全なゾーニングを設定して行く。これが地球上で一番弱い生体で憶病なウイルスが最も嫌がる方法じゃないかと推理して提案しましたが・・・。予想通りノーでした。

しかしいよいよ日本でも感染急拡大が懸念される中で仲間を作り一緒に真剣に感染防止策を編み出し大切な身内を守り次に世間のお役に立たなければなりません。

この50年間中洲は頑固な老婆(ラオポ)にせっせと生協の食材で餌付けさせらております。中洲が病気と全く縁遠いのはこれら良い食材のお陰かもしれません。コロナウイルス対策にもそんな流通の知恵を活用したいものです。そこで名称もジエイタイ(自衛態)プロジェクトってどうでしょう。

さあ行動開始です。新商品で最初に定めるのはお客様に幾らでどうやって届けるかです。中洲なら試しに使うのだから家まで運んでもらって200円、勿論高性能の製品であるのがジエイタイプロジェクト参加の条件です。

昨日盟友ヤマテとこの条件に合う商品開発を開始しました。

開発館にはダイソーで買い漁った材料が山ほどありますのでこれをあれこれいじくって夜遅くまでかかって一応完成。そして例のアイパオ試験ドームで無事二酸化塩素濃度に問題ないことを確認しました。写真はそのミニスプレーです。

ポケットに入れて部屋の中、マスクやハンカチ、お風呂の壁のカビ、トイレ、ブーツの中、ゴミ箱、犬小屋、蚊除けに靴下の上から、何処でもシューッです。殺菌、防疫、防カビ、消臭、蚊除けで効果を確認しユーザー間で情報を共有します。

性能について懸案が一個残りました。スプレー噴霧後の対ウイルスに粘り腰があるかどうかです。2液混合スプレーでも気になったことです。二酸化塩素はカッコいいけどヤクザの鉄砲玉みたいな所があって最初の一撃だけでお終い。次に狡猾なウイルスがアカンベーしながらマスクを素通り過ぎて易々と体内に侵入しそうな問題が解決されていないのです。

それで昨晩夕飯をかき込んで一眠りして真夜中その技術改良と送料込み200円でお客に届けるビジネスモデルを思案しました。

そして今日薄い黄色の綺麗な二酸化塩素溶解液にPVAを混ぜてドーム内とマスク面に吹き付けて二酸化塩素の継続的発生を確認。やっと満足出来る商品の誕生です。

1時間後でも密閉空間に置かれた噴射処理済みマスクから一定量の二酸化塩素が徐芳されているのが確認できます。

明日は新しい販売方法のアイデアを皆様にご披露します。このアイデアがもしも皆様のお仕事の問題解決の糸口になれば嬉しいです。

中洲士郎はドブ板踏み外してばかりの人生、今回もそうかもしれませんがそれが又面白い。皆様のご助言頂いてもしかしたら今回珍しく良い結果残せるかも知れないのです。どうぞ辛辣なコメントでも凹みませんのでお寄せ下さい。何しろ50年間も老婆(ラオポ)の酷評に耐えておりますので。

裸のウイルス(その5)

「東京出張ならこれを忘れんように」「・・・使い古しじゃないだろうか?」続けて「これは新品で、備えの最後の一枚。使い方は針金上に折り曲げて・・」透視心理術名人の老婆(ラオポ)に白いマスクを手渡され送り出されたのが先日の夜明け前。マスクなんて息苦しくむさ苦しいので中洲には一度だけ僅か数分間の着用経験しかないのです。

さて後ほど世間のマスク着用を愚弄するとして,勇んで入った始発便の福岡空港です。人影が異様に少なくしかもどの人もこの人も全員マスク姿。マスク無しじゃ異邦人どころか人非人と侮蔑されそうな雰囲気です。特に若い娘のマスクの上から覗く冷た~い眼差しからそう感じました。

それで止む無く先程のポケットのマスクを掛け少しだけ老婆(ラオポ)の先見に感謝しました。だが不快だから鼻を出してダテメガネ宜しくダテマスクです。

「な~るほどマスクとは自分のツバキが相手にかからないように」とのエチケットグッズなのですね。だから鼻の下着用が正道です。どうせ飛散して来るウイルスは絶対にマスクを通り抜けて口腔に侵入するのですから。

前置きが長くなりました。昨日の布団の中でのリビューです。確かにクエン酸の水滴に乗った二酸化塩素なら眼前のウイルスだけでなくどんな隙間に隠れたウイルスも確実に撃ち落とせます。だが換気と同時に二酸化塩素が風と共に去れば次に侵入したウイルスにとってそこは楽園の筈。だから思案を続けたのです。そして同じくマスクもそうで「ウイルスす~いすい」じゃマズイのです。

『少しは穴が開いてていいから薄いのり状の二酸化塩素被膜が覆いかぶさって所定の時間二酸化塩素ガスが0.01ppm発散続ければ良いじゃないか!!』

「じゃあどうやって?」「噴霧する水滴の粘度を調整するのだ」な~に簡単な事。粘度を少しづつ変えたサンプル10本ほどこさえて例のアイパオの中で噴霧して換気した後の床面の二酸化塩素濃度を測定して適正粘度の配合を決定すればいい。

マスクだってそうです。これも先日のこと。誰か忘れたが会社の女性社員が面白半分に「二酸化塩素香スプレー」で自分のマスク外してシューッとひと噴きしたら・・本当かな?「あーら臭い匂いが消えている」って。中洲は完全に嗅覚失っているから「自分のマスクの匂い」なんて想像付きません。もしもこれが事実ならウイルスシャットアウトだけでなく口臭封じにもなるのです。二酸化塩素は世のマスキングの消臭剤と違って臭いの元を分解するから。こりゃ朗報だろう。「マスクの反復使用には二酸化塩素香」だって。

さてお終いに中洲流美学について。中洲はあの白いマスク姿,特に若い女性たちのマスク姿に我慢ならんのです。そりゃ中洲士郎のような老いぼれに「間違わないでよ、私は老いぼれに全然関心ないのよ」という情け容赦ない意思表示なら分かります。

しかしマスクの上の2つのギョロ目で聞き取りにくい声。大抵の美女も○○と言えば差別用語になるからシコメと言いましょう。まあそれはそれで胸が動悸打つことなく「我が心のどけからまし」とホッとしますが。しかし若い男女2人がマスクして互いにスマホ弄っているのを見ると「サッサと別れりゃ良いのに。それともスマホで会話してるのかな」「アンタねえ。若者にいい世話焼きなさんな」又しても透視心理術の老婆(ラオポ)のため息が聞こえるようです。

アイパオの話(46)と裸のウイルス(その4)

 

今日は二酸化塩素拡散テストの話です。ちっとも面白くない話で済みません。アイパオの献身的な姿だけでも見て褒めてやって下さい。

こんな実験に皆んなが稼いだ貴重なお金無駄にできませんのでアイパオに登場願いました。どこの会社も「研究です」と言えばお人好しだけが取り柄の経営者が鷹揚なふりして許可出すようです。100万円なんて使うの簡単ですが儲けるとなるとゾッとします。ルミカでは凡そ研究費が出ないので大抵身の回りのモノで代用です。

この前受注ゼロで惨敗のザ・スモーカーが今回申し訳ない顔で出演しております。クリーンルームなどと言えばすぐに数百万円数千万円の世界です。会話は「予算は?」「限りなくゼロだ!」失敗してもいいようにお金は使わないに限ります。どうせ大抵の開発は成功する見込みないのですから。

どうにか「二酸化塩素拡散実験ドーム」が仕上がりましたので今日はその実験です。密閉された空間での二酸化塩素ガスの拡散の状態を確認する事にしました。

ドームの仕様をご説明します。構造はアイパオの中のキャンパオ2型で半径1.2mの半球に2段のスカートが付いています。2畳の床面積に7.5m3の容積の部屋です。壁面は全てポリカーボの二重窓で中空のPVC床板とは密着しており外気とは遮断されております。

この部屋に「二酸化塩素香スプレー」で1秒間ミストを噴射すれば即座に部屋は0.03~0.06ppmの二酸化塩素で充満される筈です。因みに6畳の部屋なら25m3として3秒間の噴射を要するでしょう。

それでは実際に二酸化塩素の測定です。

下の写真はハネウエル社の二酸化塩素専用測定器。研究室の若手化学屋が勝手に購入して得々していたのを借り受けたものです。7万円もして高濃度の二酸化塩素に触れるとセンサーが直ぐに壊れてしまう代物(既に3台目)。

中洲としては些か気に入らないので例によって老友ドガワ氏に開発を要請。彼はガスクロと液クロなら日本でもピカイチのエンジニアだったけど大手の学歴偏重会社で冷や飯食わされました。二酸化塩素濃度を測るだけじゃなく密閉空間の濃度を一定にするシステムを開発しなきゃと彼にリベンジを持ちかけてドガワ式センサーとの性能比較も行うことに。

ここは老技術者の面目ほどこしたかったのですが・・・。酸化還元電位差測定方式とその小型化には課題多く完成には暫く時間がかかりそうです。

その様子はコムロ編集の動画にシトミの色っぽいナレーションが入ってYouTubeで流れます。アップしたら今日のブログに貼り付けますね。

さてその測定結果です。二酸化塩素濃度の経時変化です。

先ず大型扇風機で風を通して部屋を換気します。ゲージのゼロppmを確認してドアを開けて1秒間「二酸化塩素香スプレー」を噴射してドアを閉じます。

2秒後には2メートル離れた対面の測定器が0.06ppmを表示。その後変化がないのでシトミちゃんが測定器を手に天井や周囲の壁を測定。0.03~0.09ppmでバラツキがありました。予想通り床は濃度が0.15ppmまで上昇しております。驚いたのは二酸化塩素香スプレーで噴霧した後2時間経過しても濃度に変化が見られない事です。そこで送風機を回して換気してゲージがゼロになることを確認しました。恐らく1日経過しても最初の濃度は変わらないと思われます。実験は無事終了です。二酸化塩素の濃度はほぼ計算値通りでした。コロナウイルスは全て不活性化する筈です。

この結果は予想通り成功だったのだろうか。例によって真夜中中洲は布団の中でリビューします。・・すると重大な欠陥に気付きました。

このままでは商品としては使えないようです。確かに空中遊泳や床や壁やドアノブなどに付着したコロナウイルスは一気に不活性化するでしょう。しかし換気したら同時に二酸化塩素も全てお役目御免とばかりに部屋から飛び出しているようです。もう少し辛抱して第二波のウイルスを待ち受ける執念深さが必須です。簡単に対象物から剥がれずに付着して二酸化塩素を持続的に発生させねばなりません。その解決イメージが浮かんで来たところで今夜も夢の中に。

裸のウイルス(その3)

アシモフ先生が仰るようにウイルスは半生命の化学物質だから1000倍大きい細菌と違って駆除に大量の殺菌剤散布など不要じゃないでしょうか。代わりに二酸化塩素など酸化力の強い分子で核酸と化学反応させて非生物にすれば済むでしょう。マスクなんか通常では全く効果ないけどこれも手を加えて少しでも役立つように工夫した方がいい。これが前回の中洲の提案でした。

さて今日の仕事はウイルス撃退法即ち感染予防法を皆様と一緒に編み出すことです。

先ず二酸化塩素が劇的にウイルスに効くというエビデンスがどうしても必要です。この課題に中洲士郎この1ヶ月悩まされました。しかもコロナウイルスの検体は厚労省の管理下にあって誰~れも触れません。だから二酸化塩素が効くか効かないか分からないのです。そこで他のウイルスではどうかということで地元大学の農学部にタバコモザイクウイルスでの実験を依頼しております。

しかし最早時間がありません。それでT社S社長発表の別の実験データを活用する事にしました。

 

薬学雑誌2013年133巻第9号記載です。中洲は論文読むのが全く苦手。密閉空間で据え置き型二酸化塩素発生器を用い低濃度でノロウイルスが99.9%死滅するという報告のようです。湿潤の状態が顕著だとあります。逆に乾燥では効かないようです。要するに僅かの二酸化塩素分子が水滴と一緒に空間に浮遊するだけであの怖いノロウイルスだって全て死滅するとの報告ですね。

論文よく読んだら実験のウイルスはノロウイルスでもネコカリシウイルスと言って培養細胞で増殖させた後ウイルスを抽出して二酸化塩素雰囲気の空間に晒しております。

それでも時間が経てば二酸化塩素に殺られております。別の麻生大学の報告書では初期の「二酸化塩素香」を用いノロウイルスの細胞で実験しております。「二酸化塩素」が細胞膜を破って原形質即ち細胞内液を数百万個の二酸化塩素で破壊して核の中に隠れたウイルスの核酸を吉良上野介宜しく召し捕っているのです。これは宿主に潜ったノロウイルスの場合でも二酸化塩素が殺菌剤として効果ある事を示しています。二枚貝に生息しマナ板などに付着したウイルスを死滅させるのにも有効だとの報告でした。

やはりインフルエンザウイルスでもいいから気管支から肺を侵すウイルスに二酸化塩素が有効とのエビデンスが不可欠です。そして引用した2編の論文から二酸化塩素は微細な水滴と一緒に噴霧する必要があります。シューッと速攻してものの数秒でウイルスをやっつけるのです。

この二酸化塩素の凄い発見を追試した報告はないし厚労省も本気でコロナウイルス感染対策を講じる気持ちは無さそうです。使命感責任感のかけらでもあれば隠し持つ検体使って同様のテストを実施する筈です。日本で開発されたが非嫡子児扱いにされている二酸化塩素の劇的な効果が先に海外で認められたら面目失うのは厚労省ですよね。

じゃあこの実験データに即して最適のディバイスを開発しなければいけません。実は中洲主導でこの2年間かけて開発した「二酸化塩素香スプレー」が既に完成しているのです。

スプレー缶には亜塩素酸ナトリウム溶液50ccとクエン酸水溶液が50cc分納されております。これが噴出口で化学反応して二酸化塩素が発生し平均10ミクロンのクエン酸水溶液に乗って密閉空間中に漂い浮遊するウイルスをやっつけます。その作戦の後は0.1mmでもコロナウイルスにとっては巨大な空間である床や壁の全ての隙間に入り込みウイルスハンターになるのです。

次に大事なのは換気と太陽光です。サーズでも何のことはない結局換気が一番大切だったとの報告でした。ウイルスは地球上で一番弱い生き物だから外に放り出し部屋は太陽光で消毒しましょう。次に再度密閉状態になったらS薬品の徐放製品を置いといて空気感染を予防します。壁や床やドアノブなどに新たにウイルスが付着しても先ほど潜んだ二酸化塩素が簡単にウイルスを不活性化する筈です。

 

そこで又計算しなくっちゃいけません。0.01ppmでは1ccの空間に何個の二酸化塩素分子があって何個のコロナウイルスをやっつけるに十分かという計算です。

ClO2の分子量は67で67gが22.4L。0.01ppmは1億分の1%だから空気1ccには18兆個の二酸化塩素が飛び交っているわけ。二酸化塩素はウイルスの百分の1のサイズだから絶対ウイルスは逃げられない筈ですが計算してみましょう。

ClO2が0.01ppmでは1m3に0.03mgのClO2がありこの分子の数は18×10の12乗だから1cmの間には26000個のNaCl2分子、その間隙は385nmとなりClO2濃度が10倍の0.1Ppmの場合はその半分の190nmとなりました。コロナウイルスの直径が100nmだから犬小屋のワンチャンみたいです。図解すると次のように。中洲の計算は多分間違っているでしょうから訂正して下さい。分子遊泳や確率の勉強サボりましたのでしっかり勉強した御仁に後はお願いします。

又中学の化学ですが次亜塩素酸ナトリウムNaClOと亜塩素酸ナトリウム NaClO2の2種類あって前者は厚労省に認可されハイターなど殺菌剤、漂白剤として市販されております。後者は確か未認可ですからまあ雑品という訳。前者は次亜塩素酸水溶液で散布後大層時間をかけて塩素ガスが発生、後者はクエン酸などの酸の存在で二酸化塩素が瞬時に発生します。絶対後者が安全でウイルス不活性化には勝るしクエン酸水溶液はアルカリの滓も中和して汚れ落としには最適です。

そして「二酸化塩素香」はこの2液を分納した世界初の優れものです。だが実験データがありませんからダイアモンドプリンセス号でも使って貰えませんでした。よくよく説明したんですけどねえ。

明日は次の課題に挑戦です。

既に開発終えたアイパオの二酸化塩素実験ドームで「二酸化塩素香スプレー」の噴出時間(量)と空間での二酸化塩素濃度の変化を測定します。その結果人体に悪影響がない事を確認した諸外国の感染研究機関が所持するウイルスのPCR増殖検体で二酸化塩素効果を確認するとの算段です。

この時です。「待て待て~」話を聞いた国立感染研究所の戸山庁舎から突然ラブコールがあったりしてね。そうしたら中洲士郎もみ手を擦ってお上の面前に馳せ参じることでしょう。日本人は所詮「泣く子と地頭」には勝てないのです。

裸のウイルス(その2)

今日3月11日はあの大津波が東日本の太平洋岸を襲った悪夢の日、中洲の愛車だったホンダCRZのプレートナンバーが311、そして我が老婆(ラオポ)の誕生日なのです。家族の誰~れも読まないのを幸いに今晩も少し危険なブログを始めます。

世界中が新型コロナウイルス拡散と経済失速で大騒ぎです。その中でたった一つだけ愉快なのが「濃厚接触を控えよう」言葉の魔術師が縦横に活躍する日本と日本語です。老婆(ラオポ)との間の10メートルの距離感が心地よい日常にあって平穏な心情を揺さぶるのが「濃厚接触」このドサクサに会社の綺麗な娘達に「濃厚接触〜」とハグしたら? ヤッパリブン殴られますよね。

この濃厚接触に対比される流行り言葉が空中除菌であります。この表現の由来は多分我らの快男児T社のS社長でしょう。空間に飛び交うウイルスをスパッと撃ち落とすセリフに消費者が喝采を上げました。そうしたら今日、マスクとアルコール消毒が大好きで他をお気に召さない当局が不当表示だと「魔女狩り」を始めたのです。これは中洲の会社の浮沈にも関わるオオゴトですから泣き言少しお聞きください。

濃厚接触も空間浮遊も基準は相手との距離、そこで先ず中学の化学で学んだ長さの単位、小さい方からオングスストローム  ナノメートル マイクロメートル  ミリメートル を思い出しましょう。小蟻位の1mmを基準に取ればそれぞれ1000万 100万 1000分の1ミリとなります。

新聞にあの新型コロナウイルスの寸法が100nmと表示されてましたのでこれは即ち一万分の1ミリ。結構大きそうです。

ところで品切れで大騒ぎのマスクですがその編み目ってどのくらいだろうか。仮に0.1mmとしてウイルスってどの程度マスクの網にひっかかるものか考えましょう。ウイルスが拡大されて蟻ん子の1mmに達した時マスクの網目は1万ミリだから10メートルに伸びております。上手い具合に老婆(ラオポ)との快適な距離感、且つ面積では我が家100m2の大邸宅に等しくなりました。

我が家がすっぽり通り抜ける網目で一匹の小アリを捕まえられるか?じゃあ一辺が10cmのアゲハチョウだったら網の目は1000mX1000m 即ち1000反 我が由布農園の160倍そんな目の粗い網でアゲハチョウが捕まるわけない。つまりウイルスがマスクにひっかかる筈はないのです。だからわざわざドラッグストアに並んでマスクを買うのは無駄です。じゃあどうすればいいかは後で皆様と一緒に工夫しましょう。

次がアルコール消毒です。コロナウイルスが中洲に代わって我が家の快適なTOTOシステムバスに浸かっているとしましょう。老婆(ラオポ)に隠れて缶ビールを飲んでおります。タリスカーのソーダ割りなら尚更いいです。ここで少しふざけて頭からそのアルコールをかけたらどうなるか。

ウイルスがぎゃーっと叫べば少しは化学反応してるのでしょう。ところがウイルスは気持ちいいだけで本体の核酸には何も化学変化が起こっていません。

しかし中洲は時々この湯船で居眠りするのでウイルスも溺れないように用心しなきゃいけません。

最近とみにテレビが面白くないのはYouTubeのせいだというのを今日初めて納得しました。開発館の前の席の老友ドガワさんがパソコン見ながら「タケダクニヒコが二酸化塩素がいいって」と呟く。そう呟くだけです。それでYouTube 開いて武田邦彦先生のビデオを探し出して観たら・・・それがテレビより何十倍も面白くって一日中仕事サボってしまいました。アルコールもマスクもウイルスにはダメってこの凄い先生も仰ってます。

ブラウジングするうちに消費者庁のTwitterに入り込みました。そこには巷に氾濫するインチキウイルス駆除製品の摘発記事があります。中洲の鋭い分析ではコロナウイルスで苦難を強いられ最早ヒス状態の市民の怒りが行政の無策に向かう前に生贄の「魔女狩り」が必要になったのです。

コロナウイルスPCR増殖検体を独占する厚労省の国立防疫研究所は少しは仕事をして国民にもう少しマシなウイルス対策の指針を出すべきなのに。それが出来なければT社のS社長に頭を下げて教えを乞うのです。いや鋭い発想の民間企業と組んで世界に先駆けてウイルス駆除法を開発するのです。まあお役人達にそんな度量があれば日本の未来は明るいのですが。

YouTubeでは魔女狩りどころか更におぞましい「臓器狩りに加担する日本政府」が目に入りました。全部テレビには出せない記事です。日本にも新聞テレビに検閲制度があるのですか。テレビで名前を覚えさせられた加藤厚労大臣という方も中国国民同様にYouTube見たことないんじゃないでしょうか。今夜は臓器収奪のホラーシーンを思い出して眠れないでしょう。「志を失った日本国」として世界中から非難され軽蔑される日がもう直ぐ来るような予感がします。今日のコロナウイルス騒動は根が深いことを知らされた1日でした。次回気を取り直して中洲式ウイルス駆除法を図解説明しますからご期待ください。

 

裸のウイルス

前回の尿酸の話を中洲ひとり気に入って再びアシモフに目を通しています。アシモフの科学エッセイ集ではどのページを開いても科学の面白い話を「ねえ聞いてよ」ってアシモフさんが読者に迫るのです。

今日のアシモフの話は「これが生命だ」です。シリーズ第1巻「空想自然科学入門」にあります。詳しくは本を読んでもらうとして。

古来科学者たちは生命とは一体何だ、生命をどう定義すればいいのかと頭を悩ませました。

19世紀終盤「微生物病原論」で世界に衝撃を与えた哲人パスツールが引き続き狂犬病の研究をしております。そこから顕微鏡で見えない小さな病原菌ウイルスの存在を予告しました。科学者たちに半信半疑のウイルス説が1931年英国の細菌学者エルフォードがウイルス抽出に成功、1935年米国のスタンレイがウイルスを結晶化したことで決着し生化学が急速に発展するのです。

生物の細胞は核と原形質が細胞膜でしっかり包まれておりその核では核酸が巨大な染色体蛋白で保護されておりました。アシモフはパスツールから始まる極小の生命体の興味深い探究の歴史を紐解きながら「生命とは何だ」の疑問に答えを作っていきます。そしてこのエッセイは「生体の特徴は複製能力のある核酸分子を少なくとも1分子持つ事である」と結論して終わります。

残念ながらアシモフは1992年に心臓病で亡くなってしまいました。ねえ皆さま、もしも博士が生きていて近代社会が右往左往する中、新型コロナウイルスが拡散しているのを見たらどうコメンされるでしょう。

アシモフは何でも大きさの違いを比較します。

中洲もアシモフの例え話に倣いました。

人類が抗生物質で退治出来た細菌に比べてウイルスがその1000分の1だとするなら多分ウイルスは最近老婆(ラオポ)が奮発して我が家に備え付けたTOTOのシステムバスに落としたビー玉みたいな存在でしょう。細胞膜がスベスベの魔法瓶湯船なら全自動で終始注がれる快適なお湯が原形質と言うことになります。それにウイルスの核は94%の蛋白と6%の核酸で構成されておりまして人間の細胞に潜り込む時はその蛋白の殻をあっさり脱ぐそうだからあまり身持ちも良くないようです。結局ビー玉を細胞核とするならウイルス生命体の核酸はガラス玉の中のエアホールみたいに小さく捕まえ難い存在です。

従って細胞に潜り込んだウイルスの核酸を叩くには例えば爆弾で中洲もろとも風呂場を吹っ飛ばしてビー玉を破壊するに等しい荒治療が必要です。だがこのウイルスがふわりふわりと新しい人体を探して裸で空中を浮遊している時や床にへばり付いている時は無防備だからやっつける絶好機です。

アシモフの解説で生物と言っても結晶化できるほど小さなウイルスは化学物質のように容易に化学反応して生物でない物質に変わるのです。だったら新型コロナウイルスと容易に化学反応して比較的人類に害のない化学物質を特定することです。

テレビ報道で解説者の口から出るのはそろってアルコール消毒です。今回の新型コロナウイルスがアルコールとどんな反応するのか誰か実験したのでしょうか。中洲にはアルコールではしゃいだり酔っ払っているウイルスしか思い浮かばないのです。

狙い目は重くて酸化力が強くて人体に比較的安全な気体です。ウイルス陽性の検体を保管する人が実験すれば直ぐにわかる事でしょう。ウイルスならタバコモザイクウイルスで予備実験して貰ってもいい。

当局は医薬品の許認可を偉ぶってやるだけが仕事じゃない。日頃危機管理に取り組み有事の時には危機脱出に果敢に行動し危機が収束すれば再発防止策を講じるのが使命ではないのか。日頃国民に不興を買ってたらこういう時こそ良い仕事をして喝采を浴びればいいのに。頻発する自然災害の時何時もそう感じるのです。中国の武漢の若い医師が新型ウイルスに逸早く警鐘を鳴らしたら共産党独裁当局に拘留されたという話は独裁国家にのみ起因すとは思えないのです。

2011年3月11日中洲士郎は福島で東日本大震災に遭遇。その時の衝撃で「にわか義人」に変身し社会活動の真似事を始めております。悪戦苦闘の毎日です。ダイヤモンドプリンセス号の船会社や大学や武漢市当局へ新開発の二酸化塩素スプレーのリリースを送りつけていますが体のいいお断りの返信が来るだけ。思いの女性にラブレター送ったら振られたので苦心の文章捨てるに惜しく宛名を書き換えて複数の女性に送り付けた若い頃を思い出して楽しんでおります。

さてルミカでは今日も大連の工場で夜中迄二酸化塩素スティックを製造し中洲士郎といえば掘立小屋で老人仲間達とウイルスをやっつけるディフューザーの開発に余念がありません。しかしながらこれが対ウイルス防衛の最前線なら何とも心許ない戦の布陣でありますねえ。

アイパオの話(その43)

世の愛煙家を人種差別せずに大切にもてなすのがザ・スモーカーなら幼児を野生的なリアルフィールドに引っ張り込むのが写真のキャンパオ・ボールプールゲームです。

当初幼稚園の砂場を想定しました。しかし娘に言わせれば中洲は相当時代遅れらしい。犬猫のトイレ同然の砂場を改善するという発想は現状を知らない化石人間の証しだとは賢い娘の言。そこでボールプールにしたらとのアッコの優しい提案を今回容れました。しかしそれだけじゃ面白くないのでこれにお菓子入りボールを忍ばせて幼児の射幸心をくすぐることにしたのです。

透明のボールで層を厚くすればボールの中を逞しく泳ぐ姿が見れるでしょう。ペルー製の安価なインターネットTV電話CATBOTを設置しているのでママは台所から子供が元気に泳ぐ姿を見れて会話も出来るのです。

 

 

これがCATBOT

これで30万円台なら直ぐにでも注文があると確信していたら残念! 来客は幼児を遊ばせるのに夢中の親達ばかりでビジネスチャンスは皆無でした。

しかし幼児達が楽しそうに遊ぶのを見ていると例によって低俗なイモヅル式発想が起こります。

キャンパオの外壁は全て贅沢なポリカーボの透明二重窓です。屋根三段のうち下二段の現行空隙30mmを70mmにして今度は水が入った黒いボールを挿入します。そうです。太陽光温水器です。夜になって屋根から900個のボールを床に落とせば5~60°Cの暖かベッドが誕生します。

透明の屋根から星が見える山上のラブホテル。いいなあ。

アイパオの話(その42)

アイパオ開発の動機の一つは見本市のブース造作費。うちの大きな20小間なら500万円から700万円位が通り相場です。それをたった3日間使って後は廃棄、誠に勿体ない。アイパオだと繰り返し使える上に初回の200万ほどで済む。それに色々創意工夫出来るのです。

前回は喫煙者天国のザ・スモーカーの話。今回は「ろくでもない新製品開発館」の話をします。

陳列室の上からは回転タワーが飛び出し、内部は商談室、陳列棚の下の段はスタッフの所持品収納ボックスになっております。

ところが社内でこのアイパオブースを褒める者皆無。それどころか得意顔の中洲に「建設に駆り出されて迷惑千万」とのアンケート結果を突き付けられ昨年暮れは心底凹んでおりました。

それと言うのも会社の彼らは勝手に自分のビジネス大きくして昨対20%アップの売上と3倍の利益を上げて中洲の存在感を極度に薄くしておるのです。このまま引退するのもシャクだから何とかアイパオで一花咲かせなきゃ・・・・苦苦。

ここに30年近い仕事の相棒がいる。名前はキヨタカ。大阪の美大出てまともなサラリーマンの経験が無く独立開業で「鋳物の風見鶏」なんかこさえて細々と暮らしを立てていました。遂に金策尽きて諦めてルミカの門を叩いた男。細っそりした美人のカミさんと一緒の2人を博多駅に迎えたのはもう30年も前のことです。

この男何と30年間もケミホタルとルミカライトをマジメと言うか中洲士郎にはとても退屈でやってられない仕事を続けています。

仲間内で新製品を競っていますが特にキヨタカのは褒めてやる気がしない代物ばかり。初めっから竹飛行機みたいな小物でそもそも大型ロケットを狙っていない。それに「アイパオ凄いですねえ」位お世辞の一つも言えない男。

何時の間にか彼も65。会社の規定で嘱託で安月給。「おいお前。なんとかならんのか。下手な渓流釣りなんかに凝ってないで。100万200万円の小物じゃなくてドーンと一発数億円のヒット飛ばんのかな。まあお前には無理だな」「・・・」

それが去年の10月頃、伜からメールが入っていた。「父さんとこの太刀魚仕掛け凄くて入れ食いらしいが街の釣具屋どこも売り切れで社内の誰も手に入らんのよ」

「フーンそうか。キヨタカのあんな物」と放っておいた。今度は五島の宇久島のあの村上さんから「ウチの伜がルミカのタイラバ凄くて最近は漁師も皆使っているけど品が手に入らんらしい」と。それで「ああそうか伜がサンプルをねだって来たのだ」と悟って遠賀の工場に行ってスプレー絵を描かせれば当代一のオーヤ君に頼んだ。机の中から本当に惜しそうに取り出した太刀魚テンヤ3個を有り難く頂きました。

初めて手に取って見たがそりゃ凄く美しく太刀魚なら思わず食いつきたくなりそうな逸品。これを伜に送ってやったら勤める尾道の会社で仲間内に羨ましがられたようでその週末の船釣りで良い型を20匹も揚げたとメールが入りました。

それで嬉しくなり会社の全社朝礼で「皆さん!売上と利益上げるのはいい。経費を抑えて皆の分配金増やすのも結構だがプニラバの様にユーザーが感激する商品を開発するのも大切だ」なんてキヨタカを持ち上げてしまったのです。

太っ腹に見せようと演技しただけです。究極の開発マンを自認する中洲にとって見下してパワハラしていた相手に先に結果を出されてしまったのは誠に苦い事態です。

以下の動画で気色良く両手を広げてお客に大きな魚の話(文字通りフィッシュストーリー)をしている鼻持ちならん奴がキヨタカです。そして中洲のアイパオの陳列棚には美しい太刀魚テンヤとプニラバが並んでいます。

みんなビデオ編集も上手いなあ。売れる筈だ。アイパオのいい動画も欲しい。

 

アイパオの話(その41)

昨年12月からウイルス空間除去製品でひとヤマ当てようとゴソゴソやっていました。そうしたら中国武漢で新型コロナウイルスが発生しダイヤモンド・プリンセスではあの惨状。世の中も中洲も大変なことにになっております。

そして我が愛しのアイパオです。その華麗な姿をフィッシングショーで皆様にご披露しようと仲間たちと正月返上で頑張りました。ノボせて尿酸値が急上昇したくだりは昨日のブログに。

横浜で1月17日から19日まで開催されたフィッシングフェスティバルと2月7日から9日までの大阪釣具ショーの様子からご報告します。

東京支店の張り切り娘のアッコと計って釣具大手並みの広いブースにアイパオを5棟建てる事にしました。今日はそのうちのザ・スモーカーの話です。

中洲士郎は小学校の時から密かに変人・奇人・天邪鬼(あまのじゃく)出来れば忍者になりたいと夢見ていました。(ラオポに言わせれば“ガキの頃から単なる目立ちたがり屋たい”)

そこで天邪鬼的発想から小さいアイパオで喫煙家垂涎の喫煙室を演出する事にしたのです。ここは我らが建築士コムロの出番です。「これこそ逆転の発想、喫煙革命だと注文が殺到する」かと思ったら日本人のお客は「フン、面白いな」だけでした。しかしアフリカはセネガルからやって来た青年がパオから離れず横浜から大阪まで張り付く事になりました(この話は後ほど)。

映像のコムロはこのアイパオ(キャンパオ2型)の内装をたった1日で仕上げました。テーブルの上のステンドグラスのランプは老婆(ラオポ)作。家から持ち出すのに一悶着。