古老の学者だが

1/21(日)羽田から福岡空港に降り立った時はまさに意識朦朧。
バッゲージクレーム出ようとしたらカナエチャンが
「中洲っさん。コロコロは?」に我に返った。
機内に置き忘れたキャリングケースが
カウンターに届くまでの20分間考え込んだ。
ラオポ(老婆)の口癖「あんたボケよろうが」が聞こえる。

今日の話はアイケー先生のことだ。
東大薬学部長を勤めながら
清貧の老先生30年以上、
このエセ学士中洲士郎に付き合ってくれている。
今日もトボトボとフィッシングショーの会場に足を運んでくれた。

先生は40年前東大の助手時代世界で
初めて化学発光分析の手法を確立、
微量化学分析に大きな足跡残しながら偉人列人に並んでいない。
マアそうなっていれば中洲士郎なんか相手にはしてくれんだろうが。

「研究費が出れば尿中アルブミンの還元性分析で
ガン検出できるんだけど・・・」又中洲が理解できん事を仰る。
「先生。ヤッパリ金儲けんとこの世の中どうにもなりませんな」
「ところで口腔検査カメラどうなった?」
「??」そう言えば一年前先生が
「歯垢(しこう)って奴はバイ菌の塊でね。
こいつが欠け落ちて身体に入って諸病の源になる。
試薬をつけて色で判別しカメラで見れるといいが」
「 ならば開発中の超小型360°カメラで一度にパッと映像出しましょう」
この話が何時の間にか(全女性の福音、子宮検診器)に変身していた。
事情を話すと気乗り無さそうに
「退任してるけど東大の婦人科部長に話してみるよ。
だけどそのカメラでどうやって実験するのかなあ」
「分かりました。大至急口腔検査ホームメディカルキットお届けします。
これでバッチリ稼いで尿中アルブミン分析で
ノーベル賞級の成果上げて下さい。
ノーベル賞授賞式にはこの中洲士郎お伴しますから」

パシフィコホール出口まで送ったがトボトボの足取りがいたわしく
「もうノーベル賞は無理かなあ」と思う。

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