回り動く中国

春分、終日小雨。仕方ないから終日部屋に閉じ籠りです。

本来なら秋月の中洲若子の墓参りだがこの天気じゃ。それで若子の縁者が山口県の萩でお好み焼き「赤ひょうたん」を先日再開したとのメールを再読して思案しました。

昭和を渡り歩いた中洲若子と赤ひょうたんの物語は中洲士郎渾身の力を振り絞り「ケミホタルの秘密」に記しました。いずれこのブログに転載します。

さてその店を再開したのは中洲士郎の従姉妹の亭主です。一番歴史のある回転寿司で魚の調達を取り仕切っていたが、昨年定年で後進に道を譲り引退しました。暫くして「士郎ちゃん。もう一度海外でそれも中国で暴れたいんじゃが相談に乗ってくれまいか」と言ってきたのです。こんな「男同士の相談」を無下に断る中洲じゃない。然し厳しいご時世、9割方が結局退職金をすってしまうのが分かっている。だから余程舞台が揃わんと始めちゃいかん。それで小さなお好み焼き屋で確実に日銭を稼ぎ夢の助走に入るのはいいことだと賛成していた。

それからは何時もその男に代わり「大陸浪人」の眼で中国の飲食業を睨んでいる。10日前大連から深圳に向かう時の事でした。大連空港前に巨大なモールが開店したのでチンユイさんに頼んで飲食店を調査しました。

遂に回転寿司が出現しています。そりゃもう小綺麗な日本食が軒を並べる明るく清潔なモールですからお客は皆んなお行儀がいい。イナせなお兄ちゃんが各店の前で宣伝しております。その回転寿司の店は一番人気で表に客が大勢並んでいました。やっと中に入ると最新の日本のシステムだと分かりますが日本人の姿は一人も見えません。1皿6元(100円)でした。最近中国人は沢山訪日してるからか中洲よりも回転寿しの食べ方に慣れているようです。すっかり中国社会に日本食文化が溶け込んでおりますね。

チンユイさんと「そんなこんな」で大連でルミカ回転寿しを始めようかの話が盛り上がりました。やはり中国には物凄いビジネスチャンスが広がってます。若しかしたらあの任侠劉親分と彼を組ませて回転寿司チェーンをおっ始めるかも知れません。その時は皆さんにスリリングな成り行きお伝えしますね。

1皿2かん6元と言えば中洲が贔屓の大盛りの羊肉刀削面一杯と同じ値段です。

店名は勇ましい争鮮ジョンシエン


奥の調理場は女性一人、日本製自動握り機がフル稼働。

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