アイパオの話(その55)

久しぶりのブログ更新です。飲食や旅行業界同様コロナ禍でエンタメ市場も干し上がり会社の業績に赤信号が点滅するこの頃です。ここは何としても中洲の面子にかけて新製品をヒットさせなきゃ・・と。

それで都合よく来客も会議も少ない1週間のうち6日間は開発室、残る1日は由布農園での農作業、と新入社員のような規則正しい日々の一年半です。だが・・・一向に新製品がヒットしない。腕が鈍ったのか、元々開発の腕が無いのか?と自問しながら終いには「しゃ〜ない会社潰れても命を取られるわけじゃなし」と、開き直ることに。

それでもコロナの奴に一年半も縛りつけられると世界が違ったものに映って参ります。 「すべては子供たちの安全で楽しい明日のために」というスローガンが新人のオカモト君から生まれその蔓が伸びて「中洲の商品開発は時期尚早で現代人の目には止まらんから死後の楽しみよ。」とは中洲甚句。すると何となくですが打撃不振でも愉快になっております。

まあ期待の新製品が大ヒットしてればこんなキザな物言いしないんですが。

これから数回はそれら売れない新製品開発の近況報告です。それとひ孫の時代になってヒットしたら「これはお前のひい爺ちゃんの発明だぞ」と自慢できるようにこの中洲ブログに開発の顛末を残します。

さてそのひ孫に自慢する新製品

(その1 )野菜船

唱歌に出船があります。いい歌ですね。こちらは野菜船。気楽な農業です。ここは木が生い茂り畠も作れない海や川や池の辺り。そこの住人が細いロープを手繰り寄せるとたわわの「野菜の木」が小箱に生い茂っております。トマトやナスやレタスや南瓜それに可憐な花まで。みなもを渡る風と水温は野菜の生育に最適。野菜船を観察するとプラ段の蓋の発泡スチロール板から堅牢な野菜の幹、傍に見えるのはソーラーエアポンプと液肥注入チューブ、所有者の名札と細いロープだけ。液肥は子供が生ゴミや糞尿を発酵させて抽出した透明のアミノ酸です。隣の箱は魚の生けすでその排泄物が野菜船に循環するように子供が造作中です。この野菜船一艘は精々500円。

由布農園で週末農作業すると少し馬鹿馬鹿しくなります。散水もすき込む堆肥もその90%は地下に染み込んだり雨に流されてしまいます。だから丹精込めた今年の「島らっきょう」も足長美人に育ちません。じゃあそれらが無駄にならんように工夫したらいい。畑耕すのも難儀なことよ。そこで思いついたのが野菜船でした。

オールドナカムラが仕事サボって近くの川で釣ってきた2匹の大鯉が楽しく泳ぐ古賀の会社の駐車場のグランパオのプール。そこに間借りしている野菜船の写真をご覧ください。

会社の可愛い娘たちの名前を船名に掲げてますが彼らが世話にやって来る気配はありません。

ついでにヒメノさんが真面目に栽培している水耕栽培トマトのグランパオご覧ください。野菜船より1ヶ月先輩ですが見事な生育振りです。この次近くの保育園の園児たちが汽車ポッポロープに繋がって前の道を通ったらトマト狩りさせましょう。

次回は中洲流水耕栽培の話です。

アイパオの話(その53)

4月29日札幌出張を終えて帰福の朝です。「仕事ってこんなに楽しいものか」と運転中の若い石橋君に共感を強いながら札幌郊外の「茨戸川緑地」に向かっております。

北海道は他所の日本と違って空と大地が広い。もしも歴史の中で日本に北海道がなければ、もしも敗戦で北海道が他国の手に渡っていたら日本は息が詰まる窮屈極まりない島国でした。ここは文字通り息抜きの大地です。土地柄か北海道人は気持ちがおおらかで新しい事に直ぐに興味を持つようです。その昔夜釣りの光「ぎょぎょライト」が真っ先に遠い北海道でブームになったのも頷けます。だから中洲最後の事業「アイパオ」もこの北海道に賭けることにしたのです。

そしてここは何より食材がいい。相棒の石橋君が「ワタシ北海道のジャガイモになりたい」との奇妙な言葉が農場主の藤井さんやその仲間たちに大受けしたので今回の同行となりました。実は今回のプロジェクトはこれまでで一番非現実的で事業性は限りなくゼロ。それで藁にも縋る思いで引っ張り出したところ至誠天に通じたのか正に奇跡的な展開になったのです。

こんなエキサイティングな話は滅多にない事。皆様しばらくライブで実況しますから是非一緒に楽しんで下さい。それにしても怠惰な日常にこのコロナ騒ぎでしょう。生きるのさえも些か辟易されておられる御仁にはこの究極のプロジェクトご参加をお勧めします。我らが残りの人生はエキサイトするためにあるのですぞ。

世の為人の為になって、面白く、且つ飯が食って行ける仕事を作り出したい。そんな夢見たいな話が現実のものとなろうとしているのです。例によってイカサマの匂いふんぷんの中で展開して参ります。

今年の2月末に奇抜な「ワカサギとれた小屋」を茨戸川(バラトガワ)雪原に作った福岡人が今度は「アイパオをタダで100棟ほど建てさせて下さい」と昨日再びやって来たのです。元来縁もゆかりもなかったその風来坊の話に乗って車で農場の中を、次は石狩川周辺の原野を散々走り回っての立地調査でした。雪原になると風景が一変する北海道の魔力でもっても「こんな所にアイパオ建てて人が来てくれるかなあ」と不安が募って参りました。

・・と。車は細い道路だけがよく整備された「自然のままの公園」に入りました。入ったら直ぐが少し場違いなパークゴルフ場。平日なのに 100人くらいの年配者が楽しそうにプレイしていました。札幌市が運営する「茨戸川緑地」だそうです。広い。数十ヘクタールはあるビオトープ主体の自然公園です。もう少し森林が生い茂るなら、その昔老婆(ラオポ)を連れてフィンランドで歩いた自然公園そのもです。日本にも立派な公園文化が育ってきているのでしょうか。しかし焚き火厳禁の看板の自然公園にキャンプのテントはおろかアイパオ建てるなんて事業主からは到底許可出る筈のない場所です。

安西さんの運転の助手席で藤井さんが「死んだ親父がねえ。広い農地を市に譲ったけどせめて記念にと少しだけ残したと言ってたが・・・」と。そこでその藤井さんの所有地を探し求めて細道をグルグル回ることに。変な話ですね。自分の土地が公園の中にあるなんて。それにしても鷹揚なもんですねえ北海道の人ってのは。「あれーこれか。ちゃんと柵がしてある・・・」何という事だ。これからとんでもない事がここから始まるのです。

生きてるとこんな面白い瞬間があるのですね。これは皆さんと是非共有しなきゃ。

ホテルで昨夜ビジネスプランを練りました。そして今朝相棒の石橋君を引っ張って夢に終わらない事を確かめに来たのです。これから世にも可笑しな物語を皆様と一緒に紐解いて行きましょう。

先ずその場所とは

プロジェクトの名前は「防災グランピング」この名前だけで中洲が何をおっぱじめようとしているか想像して下さい。明日そのプロジェクトの詳細をお話しします。

アイパオの話(その52)

今回は大ボラの極み「テスラへの道」です。

札幌の騒ぎが収まると次は遂にアイパオ事業の天王山、戦場の兵庫県赤穂市の野外活動センターに移動です。

札幌から大阪に入り翌早朝大阪支店から車3台助っ人総勢12名がピクニックを兼ねて兵庫県赤穂市へ向かいます。

例によってイワモトの暴走運転に肝を冷やしながらTVのキャスターに語る妄想です。

「この僅か15年の間に米国で素寒貧だったGAFAの起業家達、それにテスラのイーロンマスクが世界の経済地図を塗り変えてしまいました。行政とグルって怠けた日本企業は完全に取り残されてしまったのです。だったら急いで彼らの成功の方式を取り入れて新分野を開拓し次の15年で事業を先取りしなきゃ。だから我々はアイパオを引っ提げてハウジングで(テスラへの道)を歩もうとしているのだ」と。

何の事はない。大赤字でのアイパオセールスが始まった言い訳に、イーロンマスクが4台の新型テスラを莫大な赤字でセールを開始した部分だけを真似ただけですがね。

まあとにかく我がグランパオ2棟が世にデビューするのです。しかも瀬戸内海国立公園に姫野設計オーシャンビュー仕様で。

果たしてアイパオは建造物か移動小屋か即ち国交相の縄張りか経済産業省扱いの商材・テントか否か。この1ヶ月間国交省の出先にイチャモン付けられましたが遂にこれの阻止に成功です。国交省はこれを取り逃し禍根を残すでしょう。東日本大震災10年災害復旧に不可欠なハウジング開発を一歩も進めず妨害さえしたエリート達です。

「アイパオは素早く建てて快適に住めるが確認申請不要の建築物です。この度国交省の英断で国立公園内に建設許可が降り瞬時に立ち上がりました。これで防災後進国ニッポンの汚名返上です」

3月7日静かな瀬戸内海に臨み夕陽に映えて佇む2棟のグランパオ3型を1人の青年が満足げに見入っております。岡田君とだけ称しておきましょう。彼こそ大功労者です。1年前アイパオに惚れ込み社内の冷たい視線の中でプロジェクトを立ち上げ国交省の妨害にめげずに彼がGOサインを勝ち取ったのです。

「岡田さん。どうですか?満足しましたか?」の問いに好青年はコックリ頷きました。

アイパオの話(その51)

3月に入りワカサギ釣り小屋のアイパオが釣り人に大好評との連絡を受け胸が躍ります。何事もそうですが現地現場で初めて分かることばかりで男女の中同様に実態は大抵事前の想定とは大いに異なるものですね。

今回判ったのは国交省管轄下の河川とはまあそこのお役人の所有物みたいな物だと言うこと。だからその河上の氷や雪にに勝手にテントでも何でも固定しちゃいけないとのお達し。逆に言えばソリを履かせて雪上を移動できれば文句は言われないということです。

それじゃという事で今回は急遽ホームセンターでコンパネ買ってアイパオの床にソリを付けました。しかし出来がイマイチで滑りが悪いのです。そこで又夜中に例の妄想が起こりました。アイパオに車輪やキャタピラーを履かせ屋根にソーラーを取付け蓄電池を据えて電動で雪上を動き廻らせます。そうすりゃ場所代払わずに釣りや結婚式やコンサートがやれるのです。

札幌の茨戸(バラト)川沿いのあの農園に出資して100軒のアイパオ建ててイベント業始めれば儲かるに違いない。妄想に駆られ居ても立っても居られず札幌に再びやってまいりました。氷が緩む前にアイパオを川の土手に移動して喫茶店に衣替えすることにしたのです。「アイパオなら年中稼げますよ」と。

前回同様至れり尽くせりのもてなしを受けながら親しくなった河畔の農園経営者F氏とこの妄想を共有します。今度は北国の河畔に5000万円投資して100棟のアイパオを建てイベント業を始めようとの企み。「やれやれ又かあ」と会社の経営陣の溜息が聞こえるようでしたが豪雪後の真っ白い雪景色の中で農場主と夢を語り合うのはとても愉快でした。中洲の喜寿は今回の一連の札幌詣の中、老婆(ラオポ)と祝いもせずに過ぎてしまったのです。

雪上車で引き上げられ喫茶店に変身したアイパオです。

アイパオの話(その50)

2月21日札幌でアイスフィッシング用のキャンパオ 2型を建てるとその帰路今度は大阪でメディカルジャパン見本市にコロナ対策新製品の出展です。ここではキャンパオ3型が活躍しました。

見本市は殆ど会期3日間ですがわずか30㎡で出店料が200万円余りブースの設営費は粗末な仕様でも100万円少し手をかければ300万円も掛かります。コロナ禍で来場者少なければとても割に合うもんじゃありません。

そんなに金かけて若いのが来場者にいい加減な商品説明をするのを見るたびに無性に腹が立っておりました。アイパオの開発の動機の一つがこの見本市対策でした。自らブースをこさえて飾り付けをしその小間さえも新商品にして売り込み終われば自分たちで解体して持ち帰り今度は支店内に設置するのです。浮いた費用の一部で期間中の豪勢な会食費用が賄えます。

この数年社内で相当ブーイングも有ったようですが無視しました。そして今回は新入社員5名に全て任せることに。社会人1年の記念事業と銘打ちました。

しっかり計画を立て資料を作成し練習して見本市に臨み清々しい応対する新人達の姿はベテラン連中への強い刺激です。

素晴らしい出来にニンマリ。次は新製品をヒットさせることですがこいつが更に難しい。

アイパオの話(その49)遂にリリース

ここは札幌郊外茨戸川の川面、厚さ40cmの氷の上一面に雪が覆った広大な雪原です。夜8時を過ぎて先ほどまでワカサギを拾い食いしていたキタキツネも姿をくらまし目に動くものは闇を引き込む雲だけです。次第にキャンパオの明かりが輝いてまいりました。緑青黄色のpcカラーパネルを通した光が雪の上に放射模様を描いております。いよいよアイパオのリリース開始です。

アイパオの話(その48)

考えてみれば誰にとっても人生は人との出会いが全てのようです。人生の幕引きが頭をよぎる年になりますと新たな出会いには少し憚られるところがありますが。

昨日14日対新型コロナウイルス非常事態宣言が一部地域を除いて解除されました。何より嬉しいニュースです。しかし4月7日に発令されて8日からジムも休館となり海外出張も1月9日大連行き以来4ヶ月も日本に居残って皆さんと同じく生活のパターンが一変しております。

お笑い演芸で唯一好きなのは志村けんさんの「馬鹿殿ご乱心」でした。その志村けんさんがが3月29日70歳でウイルスにやられて消えてしまわれました。人ごとと思えない死でありウイルスの怖さでした。それと4月16日には20年以上も一緒に仕事をしてきて技術問題なら何でも相談に乗ってくれていた野見山君が突然逝ってしまったのです。まだ56歳でした。否応ない訃報の一方で新たな出会いも生まれます。老婆(ラオポ)宣うところ年相応に身仕舞しとくべきです。かと言ってヤッパリ手放せない新たな出会いがあるのですね。今日はその出会いの話です。

今年の1月17日横浜で全日本釣フェスティバルが開催されルミカは不相応な広いブースに5棟ものアイパオを展開しました。そこに突然セネガルの青年が出現し翌月の大阪釣具ショーにもくっ付いて離れなかったことを報告しました。サッカーで鍛えたゴムまりのような筋肉、英語仏語スペイン語日本語それと母国セネガル語を流暢に操り何よりも人類生誕のアフリカでキラキラ輝く瞳を失わない男です。彼がアイパオに一目惚れしてアフリカで家と仕事がない人々に中洲と一緒に商売したいと言うのです。少女に散髪を教えて風が通る高原に小ちゃな理髪店を開業させたいとの中洲の絵空事を真に受けて中洲を促すのです。彼がその出会いに思えてなりません。

そのアフリカの暑く不潔な密集地で新型コロナウイルスが急拡散しているというニュースに誰もが心を痛めます。何とかしなきゃと。

今年の新入社員5名は揃って社会派でクラウドファンディングまで持ち出す学識者もいます。

社内の古参者相手に1月29日来たるパンデミックに抗うべく二酸化塩素香製品開発の進軍ラッパ吹き鳴らすも従者は疎ら。時間だけが無為に過ぎる悔しい4ヶ月でした。それでもヤマテやヒハラの努力で幾つかの新製品が生まれました。

その中のパワーミスト30&50を懐に名月を抱いてアフリカの野を駆け巡る夢が老体を突き動かします。この世に生を受けて一度はアフリカを肌で感じたい。セグチ女史と一緒にその仲間に加わるのはどなたでしょう?

セネガルの好青年

彼が惚れ込んだアイパオ

裸のウイルス(その9)

来る日もくる日も型に嵌った生活。中洲士郎、生まれて初めての単調極まりない定時行動の毎日で老婆(ラオポ)に飼い慣らされております。テレビをつければ本日の新型コロナウイルス感染者数と死者数が他国と比較してどうのこうのと大本営発表まがいのNHKの戦況報道の中、嫌でも徐々にに染み出してくるイジメの風潮。ほらほら、「こんな国難の時にパチンコけしからん」云々。何一つましな発想できなくても問題解決出来なくても首相になれるんだな。事態に恥いる様子もなく大臣として相変わらず威張っておれるんだな。トップに少しでも使命感と責任の自覚があればなあ。それをしっかり補佐するのが大臣の務め。良質の国とは?果たして我らのニッポンは?

そもそも人類は戦わずして一番弱い生物のウイルスにいいようにやられているわけ。

最弱小国の北朝鮮に凄み超大国の中国には不当な貿易戦争で嫌がらせした米国もウイルスには手も足も出ません。何処のトップも小心者ばかり。

日本といえば他国の作戦ばかり真似すれど戦況は悪化の一途。何しろ一番弱い敵に篭城と三密避けての拡散防止作戦が「お上」の指令ですからウイルスにとっては安全安心安楽のまたとない三安生活。今年の冬ワクチン完成した頃には今のウイルスは更に凶暴に変異しとるかも。そうしたら来年の今頃もま〜だ対抗ワクチンの開発中か。

そうするとこれからもずっと三密回避せよというのでしょうか。パチンコも若人達のライブも禁止と言うのでしょうか。

敵はあの「裸のウイルス」達、ならば街に繰り出しチョチョイのチョイとやっつけようではないか。

ストーリーはこうだ。

好きあったアベック(昔はカップルをそう呼んでた)に中洲が電話で極秘のミッションを授ける。題して「非国民作戦」

007の秘密兵器は黒い布手袋(ダイソーで2セット100円)と洒落た老婆(ラオポ)が作る(オシメ柄の)布マスクそれに例の中洲特製の100円スプレイ。それだけです。予備としてこれを5本バッグに忍ばせよう。

アベックはお互い逢引の場所に行くのにマスクと手袋にシューッとひと吹きして装着。タクシーに乗る時は又もやシューッとひと吹きして5秒間ウエイト。窓を開けて換気、そして運転手に発車要請。「お客さん、何だそれ?」「秘密兵器よ。これで3時間はウイルスの奴等生きては車内に侵入出来ない」「本当!それくれる?お客さん」いいよ1本あげようっと。

2人の密会の場所は例のスナック。今時飲み屋はどこも閑古鳥。そりゃマスター喜ぶよ。ここでも秘密兵器が活躍。「いい?こうやってシューッとやるとこの紙切れがブルーに変わるやろ。これって二酸化塩素が毎秒300兆個出てる合図よ。ウイルスの奴その一個にでも出会えば即アウト。だからマスクと手袋に吹き付けて侵入しようとするウイルスを叩くのよ。そうか。カウンターやウイスキー瓶にも吹き付けとくといいな。何時も世話になるからこれ一本上げとくよ」

と、そんなプロローグで今夜の極秘のミッションの始まり始まり。ヤッパリテレビの白い大きなマスクのおっさんとおばさんの一億総懺悔指令など無視して「非国民」の仲間入りしよう。我ら「ウイルス壊滅隊」

アイパオの話(その47)裸のウイルス(その7)

入社式も取り止めとなり会社のほぼ全員がテレワークに移行する事に。在宅でどうでもいいことやるなら有給を取って休むべきじゃないか。売れないもの売る必要ないし来ない客を待つ事もない

こんな時こそTV会議で「二酸化塩素香」や「アイパオ」や「Bi見逃サーズ」など中洲主導の新規事業の作戦会議やるべきなのに。何の事業でもどんな事情があっても会社存続の危機を乗り越えるのはトップの責任です。いい顔して形だけ在宅勤務でお茶を濁しても必ずそのツケがやって来るのです。本当に気が滅入る事態だ。東中洲の飲み屋、居酒屋のオーナー達どんなに苦しいだろう。和みのママも気の毒ですねえ。

そんな時に日経電子版で人気役者の志村けんさんの死去が報じられる。新型コロナウイルス肺炎だという事で世間にショックが広がっております。何とも手が打てないもどかしさ。

コムロに図解説明書の作成を依頼しました。二酸化塩素香を使って感染防止法を世界に伝える為にです。ヒラタの部屋を覗いてBi見逃サーズの実験打ち合わせとついでに二酸化塩素香の進め方を話します。商品開発も勿論ですが市場開発が更に難しい。「ケミホタル」もそうでしたが資金が底を尽き始める中で兎に角市場に風穴が開かなければビジネス終了のゴング。その市場開発も商品開発者が自らやるしかない。それはベンチャービジネスの宿命です。やれやれ今日は何も進歩がない何とも気が滅入る一日でありました。

例によって老婆(ラオポ)の夕飯食って一寝入りしてつらつら考えます。この膠着状態どうしたものか。二酸化塩素香スプレーは完成しましたが部材が揃わず生産は4月末にズレ込む。注文が殺到したら一体どうなりましょう。ジエイタイプロジェクトの200円ミニスプレーも郵送引き受けてもらえるかがポイントに。何なら水を抜いて郵送し消費者が自分で水を加えて調合してもらう事にします。まあこれだと飛行機の搭乗手続きで問題なくなりますが。

そんなこんなの思案の中で例の愛しいアイパオドームで拡散実験のあれこれ考えるうちに・・・。「このアイパオをクリーンルームにしたらどうだろう」と妙案が浮かんだのです。入口と出口のドアを二つ作りクーラー、サーキュレーター、超音波二酸化塩素ミストで室内を常時20°C、二酸化塩素濃度を0.05ppmに保ちます。病院がいい。院内感染を防ぐためにマスクを二酸化塩素香スプレーで消毒しアイパオに入って30秒待機してそれから病院に入る。このアイパオクリーンルームを病院の駐車場に設置するのです。

そんなこと考えてたらヒラタ君からメールが入っていました。このヒラタという男は社内フリーター的存在でして本職の「金型屋」では技能オリンピックに出るほどの腕だが中洲士郎の例の差別用語にさらすと「士農工商印プラ金型」(印刷プラスチック金型)即ち日本の身分制度7段の最下級職業という事になると侮ります。しかし実を言うと仕事の腕では下から順に社会で強い立場をキープ出来るのです。仕事上設計や試作加工それに動画作成も好きにやっております。おまけに彼は自分の魚船を所持し一級航海士にして釣名人だからプロ野球の選手や病院長、警察などたくさんの貴重な釣り友に囲まれる強い存在なのです。

それで昨日早速病院の先生方に声を掛けたようです。三苫町の谷石デンタルクリニック院長が「病院はみんな困っている。世の為に二酸化塩素香とシステムの完成に協力しよう」と。

明日だ。「遂に革命の時来たる」です。クリニックにアイパオ設置して院長や看護士さん患者さんらと世界初のでっかい仕事に取り掛かります。どうぞご期待ください。

裸のウイルス(その6)

新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。世界中がこの感染防止策と感染治療に決め手を欠き右往左往しております。

「いい年こいて」と老婆(ラオポ)の侮りと「二酸化塩素スプレー製品で消費者に支障あったらどうしますか」と会社の研究開発の連中の危惧の中で一体全体どうしたものか。

愚かしくも中洲士郎、例によって「義を見てせざるは勇なきなり」とその戦場に飛び込もうとしとります。その引き金になったのが数日前の中洲士郎ブログに寄せられたコメントです。

「二酸化塩素香スプレーで口臭消しに効果あるかどうか試したい」と。

そりゃ二酸化塩素ガスは酸化力強いから見えない敵にはアルコールと比較にならないほど効果があります。しかし「万が一の時はどうする」。有事には必ずネガティブ派やクレーマーが跋扈して問題の解決を削ぐのが世の常であります。

平時と有事、各々やるべき事が異なると思うのですが。平時なら例えば合成洗剤です。洗剤ザブの石油由来の界面活性剤が1000人に一人もの主婦の手を酷い状態にしました。我が老婆(ラオポ)も50年間「手荒れ」にそりゃあ苦しめられております。洗濯水1ccでも手に付けばアウトなのです。要は身体に合わなきゃ使用しなきゃいいとの世間の論旨。しかし農薬過剰散布と合成洗剤の排水で日本の山河は世界に比類なき死に体なのに誰もこれを許可している厚労省を提訴しません。逆に厚労省が認可していない素材を使って一件でも支障が起これば誇大にマスコミに騒がせる。だからこんな国で牛痘のジェンダー先生の様な取り組みは出来やしないのです。

そうだろうか。この国にあって一つの風穴がT薬品のクレ※リンで開けられました。この商品は厚労省の許可が頂けない、従って医薬部外品でもないからタダの雑品なのです。中洲の会社では二酸化塩素製品の品質管理で何時もガス放出量を計測しております。例のペン型の極く小さいタイプでもしっかり長期間一定量の二酸化塩素が放出されるのを確認しているのです。身体に侵入しようとするコロナウイルスにとってこの二酸化塩素分子こそ必殺仕置人。その製品に「効果あるという根拠はない」某大学教授のSNSへのそんな無謀な書き込みも目にします。中洲なら直ぐに凹んでギブアップですが医師でT社のS社長少しも意に介さず「信じる人だけが使用すればいい」と。確かに野球ボールがあるから購入者誰もがヒット打てるわけじゃないのです。そして実際に沢山の消費者に支持されて品切れの状態が続いております。

厚労省におもねらないT社のやり方は痛快ですが問題はT社の成功にウゾウムゾウの追随者の出現とエセ商品の氾濫です。安定化二酸化塩素と称しながら二酸化塩素発生ゼロの商品、それをお客に薦めるドラッグストアを目にすると先の見通しは暗いです。ウイルス感染防止には良い商品の開発、対処方法の工夫と合わせて販売方法にも新しいやり方が必要だと思います。

安楽椅子探偵が頭の中で犯人を特定するように皆さんと見えないコロナウイルスの弱点を見つけるのは如何でしょう。2月18日プリンセス号のカーニバルジャパンの社長にご提案しました。

換気が出来ないキャビンでは先ず強力な二酸化塩素香スプレーで目に見えないが随所に付着したウイルスを瞬時に不活性化する。次にしっかり換気してT薬品の据置型クレ*リンを設置して薄い二酸化塩素雰囲気にする。新しいゾーンに入る乗客はマスクに適切な感染防止処理を施して他の乗客と接してもらう。そうやって安全なゾーニングを設定して行く。これが地球上で一番弱い生体で憶病なウイルスが最も嫌がる方法じゃないかと推理して提案しましたが・・・。予想通りノーでした。

しかしいよいよ日本でも感染急拡大が懸念される中で仲間を作り一緒に真剣に感染防止策を編み出し大切な身内を守り次に世間のお役に立たなければなりません。

この50年間中洲は頑固な老婆(ラオポ)にせっせと生協の食材で餌付けさせらております。中洲が病気と全く縁遠いのはこれら良い食材のお陰かもしれません。コロナウイルス対策にもそんな流通の知恵を活用したいものです。そこで名称もジエイタイ(自衛態)プロジェクトってどうでしょう。

さあ行動開始です。新商品で最初に定めるのはお客様に幾らでどうやって届けるかです。中洲なら試しに使うのだから家まで運んでもらって200円、勿論高性能の製品であるのがジエイタイプロジェクト参加の条件です。

昨日盟友ヤマテとこの条件に合う商品開発を開始しました。

開発館にはダイソーで買い漁った材料が山ほどありますのでこれをあれこれいじくって夜遅くまでかかって一応完成。そして例のアイパオ試験ドームで無事二酸化塩素濃度に問題ないことを確認しました。写真はそのミニスプレーです。

ポケットに入れて部屋の中、マスクやハンカチ、お風呂の壁のカビ、トイレ、ブーツの中、ゴミ箱、犬小屋、蚊除けに靴下の上から、何処でもシューッです。殺菌、防疫、防カビ、消臭、蚊除けで効果を確認しユーザー間で情報を共有します。

性能について懸案が一個残りました。スプレー噴霧後の対ウイルスに粘り腰があるかどうかです。2液混合スプレーでも気になったことです。二酸化塩素はカッコいいけどヤクザの鉄砲玉みたいな所があって最初の一撃だけでお終い。次に狡猾なウイルスがアカンベーしながらマスクを素通り過ぎて易々と体内に侵入しそうな問題が解決されていないのです。

それで昨晩夕飯をかき込んで一眠りして真夜中その技術改良と送料込み200円でお客に届けるビジネスモデルを思案しました。

そして今日薄い黄色の綺麗な二酸化塩素溶解液にPVAを混ぜてドーム内とマスク面に吹き付けて二酸化塩素の継続的発生を確認。やっと満足出来る商品の誕生です。

1時間後でも密閉空間に置かれた噴射処理済みマスクから一定量の二酸化塩素が徐芳されているのが確認できます。

明日は新しい販売方法のアイデアを皆様にご披露します。このアイデアがもしも皆様のお仕事の問題解決の糸口になれば嬉しいです。

中洲士郎はドブ板踏み外してばかりの人生、今回もそうかもしれませんがそれが又面白い。皆様のご助言頂いてもしかしたら今回珍しく良い結果残せるかも知れないのです。どうぞ辛辣なコメントでも凹みませんのでお寄せ下さい。何しろ50年間も老婆(ラオポ)の酷評に耐えておりますので。