雪の贈り物

1/22(月)今日は幸運の女神が珍奇な発見を授けてくれた。

昨晩の疲労性痴呆症から一夜明けて中洲元気に出社。
ありちゃん「皆んな見本市症候群で死んでるのに
中洲爺さんはどうしてこんなに元気なの?」
そんな嫌味モノともせず中洲、終日大言壮語。

大連に出張で福岡空港から飛び立つ予定のヤマちゃんが
「大連が雪で北京からのCA便福岡着予定が立たない。
福岡大連便は何時飛べるかわからん。どうしよう」
「戻って明日にしろ。今日は中洲とアリちゃん3人で開発会議だ」

開発会議のテーマは光るバンバンライト、光るシート、
それに光るシール何れも平面発光だ。
中洲が口すっぱく言っても
「PEシートに不織布を溶着して植毛シートを作る」
って事を理解しない。
「わしゃ何時までも生きとれんばい」中洲節で喚いていたら
ヤマちゃんゴソゴソと何やらカバンの中を探している。
この人何時も間が長いので中洲と波長が合わない。

「帰り道空港近くのドラッグストアでめっけたんだけど」と言って
机に取り出したのが医療用透明サージカルテープなる物だ。
横浜フィッシングショーでも
子供たち相手に大活躍の大閃光ペイントで
この不織布を光らせると写真の様になった。


水の中でも3時間明るく光る。
中洲発案のマジックパウダーを混ぜて塗れば2日間光るだろう。
マジックシールの完成だ。
美少女リナが光って踊り出す。
渋谷さんがオリンピック水泳センシングで突撃できる。

ヤマちゃんやってくれたね。

これで14の珍奇な発明のうち
「大閃光エイト」「大閃光ペイント」
「Bi水族館」と「大閃光シール」の目処が立った。
そして一昨日はサイリューム社との間で新たに
緊急用バックパック「サイリュームSOS」開発が追加された。

11個の課題が残る。
大物「子宮検診器」は
変人イノウエから鉄人ヒハラにシフトしたので
もう直ぐ仕上がるだろう。

横浜フィッシングショー疲れで半ば死んでいたカナエちゃん
「サイリュームSOS」直販開発に目を光らせる。

「サイリュームSOS」の何者かは追って諸君に明かそう。

TVで魚掛かっているかな

1/20(土)圧倒的威容のルミカブースが大盛況のうちに2日目を迎えた。
そして今日予定されたのはサイリューム社の来訪だ。

サイリュームと言う商標は
1993年まで100年近く続いた米国化学会社の雄・ACC社が
1970年世界で初めて実用的化学発光体を世に出した時に付与された
シアンとリュームの合成語だ。
今では一般名詞化しているが
世界中でサイリューム社が商標登録し、今日がある。

今回の来日でルミカとサイリューム社は強い歴史的絆を再現し
市場を守って行くことになった。

ルミカからもサイリュームと言う商標の製品を配貨することになる。
ユダヤ人の大物社長、入場するなり
アリちゃん達化学チームとへそ曲がりイノウエの傑作
「大閃光ペイント」を手にして狂喜する。

海外では「CYALUME PAINT」に改名だ。

今日の珍奇な発見は水中IPカメラ。
会場のカワハギの水槽のIPカメラから
自分のスマホに可愛いカワハギ君の姿が映し出せる。

ことの発端は
五島の宇久島の観光協会の会長との企みからだった。

宇久島の素晴らしい海底の風景と魚たちのリアル映像を
フェリーターミナルで子供達に見せようと企画したことだ。
ついでにその映像を見本市の会場でも写したい。
だったら方式はインターネット経由で配信するしかない。
ここで大連ルミカのWUさんがPOE技術の水中転用、
本社開発館のノミさんがネットワーク技術、
防水ケースは金型名人のヒラタ君が
「泣かす士郎」にどやされながら
何とかこの見本市に間に合わせた。

「上手くいきゃ、これから毎朝早く起きて
掛かってもいない魚を見に沖に出なくていいな。
布団のテレビひねれば水中の置き網が写し出されるんだから」
完全下戸の癖に何時も酔ったように
明るい村上さんがつぶやきそうだ。


大閃光ペイントがサイリュームを射止める。

勝つに決まってる

1/19(金)企画が始まって半年、
社内はドタバタに明け暮れて遂に今日の本番を迎えた。
1000万円投じて横浜、更に1000万円投じて大阪Fショー出展だ。

事の起こりは昨年の同じショー。
ケミホタルの売上減少に合わせるように、
どんどんブースを狭くして行く。
「バカヤロー」「来年は20コマでのプランを立てろ」
「無茶な。何を並べりゃいいんだ」
「だったら新製品を開発しろ」
そして一年経った。
会場にところ狭しと並んだ新製品群にニンマリの中洲士郎
人生で一番気色良い1日でした。

1週間前「打ち上げ花火」の思いつきに中洲は膝を打った。
関係者達にあの極上伊達マグロを振舞うのだ。

だが悪い予感が的中。
「アタシが半年間温めたSHIRO’S BAR海賊の館プランを
日本食のサシミで台無しにするのか」と
シトミが荒れ狂うこと数日。

「俺が勝つに決まってる。
何たってお客には美味いもんに限る」と

そして開場、海賊バーのママさんよろしく
可愛いシトミ、終日ご機嫌で来客をもてなしたね。


お客様美味そうでしょう。宇和島の養殖伊達マグロ。

法螺のツケ

1/18(木)いよいよ横浜みなとみらいにあるパシフィコ横浜で
20小間ブースの設営だ。
スイスで開発された三角パイプドームが
見本市に登場するのは日本で初めてらしい。
特異な構造が異彩を放つが、展示の内容が凄い。


釣具の同業者が「中洲遂に狂ったか」と言いそうだ。

社内の誰もが「又また中洲のホラよ」と
「フィッシングショー20小間設営号令」を無視してたら
元気な駆け出しのアッコが企画書を作って来た。
「中洲っさん。国内見本市では初めてよ。
横浜、大阪2箇所で3500万円掛かるのを
このアッコが2000万円に負けさせたのよ」
「ナヌッ!にせんまんえんだと〜」「マズイ事になった」
だがもう遅い。
それから半年間、社内は新監督アッコの命令に従う他なかった。
中洲士郎もその1人。
苦々しく思っても印籠渡したから仕方がない。
それに先輩のシトミがアッコに付いているので
どうにもならんかった。

意のある経営者ならきっと唸るはずだ。
「ルミカは人材が凄い」と。

広いブースの2ヶ所でステージが立つ。
思い思いに練習スピーチをやってる。
「ホタルの夢に誘われて起業40年ルミカストーリー」
講演練習で演者の新入りカワジリ君が面白いことを言っている。
「創業者が自称する中洲士郎とは
本籍地の博多中洲に由来する。
一方で開発案件の社員無茶振りで
社員を(泣かす士郎)であります」と。
上手いこと言うよね。

そしていよいよ明日から「ブログ日々是如夢」が始まる。
中洲士郎を白日の下に晒すことになる。
エライことになった。
老婆ラオポの目に止まりませんように。

貧しい時代に

1/17(水)エライ時代になった。
販売はいよいよネット通販の時代に雪崩を打って突入だ。
アマゾンに代表される総合ネット通販と
中小の専門ネット通販、それとメーカー直販が時代を支配するのか。
10年前日経ビジネスでも特集が組まれていたが、
中洲士郎も他の経営者と同じく打つ手が見出せなかった。
時代の変化について行けない何時もの負けパターンだ。

そこに独立自尊の旺盛な者は、
鋭い嗅覚と迅速な行動力でオゴる老兵達の虚を突く。
ルミカに於いてそれを可能にしたのが中国という闇だった。
最初に関係業界のネット通販最大手の八王子のヤマサンが
ルミカ脱藩者の手に落ちた。5年前のことだった。
雑貨量販店も落ちてルミカは史上最大の危機を迎えた。

中洲士郎、己れの浅はかさを悔やみ
4つの誓いを立てて再生に臨んだ。
その筆頭が新商品・新市場開発だ。

ヤマサンについては「ルミカ恐怖の営業マン」エンドーが
3年掛かって取り戻した。
「挨拶に出向いてくださいよ」
エンドウの懇願が脅しに代わっても出向くのを控えていた。
それが「横浜フィッシングショーの我がブースにお出まし」
との報を受けて
「こりゃマズイ。先に挨拶に行かなきゃ礼を失する」と
飛んで行ったのが今日だ。

感想?凄い会社だった。
大きな実店舗もあり
そこでは多品種のブランド商品が整然と積まれていた。
しかも国内最安値で。
買い物好きの人間なら堪らんお店だ。
見本市で来客に配る駄菓子を1万円分買ってしまった。
たったの一万円かと思える程の分量だった。
この会社なら中洲開発の取って置きの新製品を
独占販売して儲けて貰いたい。

先のネット通販の今後だが、
これはまさにレッドオーシャンそのもので
過当競争が利益を圧迫し
会社員は誰も豊かな経済力が得られなくなってしまう。
怖い時代に突入しそうだ。

だからこそ自社の新商品開発と
沈滞した他の市場に乗り込んで代わって新商品を開発し
ユーザー直結で高利益を頂くのだ。
折角のブルーオーシャンを
レッドに変えるだけの古い流通に頼ったら
開発会社にとって自殺行為に等しい。
ブルーオーシャンの為に社員が経営資源を優先的に使って活動し
仲間たちの経済力を世に突出させれば会社と仕事が面白くなる。

横浜に向けて

1/15(月)いよいよ横浜フィッシングショーが始まる。

ブースに設置するアイパオや展示用のケミホタル製造装置
それに諸々の展示サンプルを積み込んで
会社の3トンコンテナが出発。
よろず工事屋兼オートレーサーのオーノ棟梁と
1升飯食いで大型トラック運転プロのイワモト2人が
勇躍出発するのを遠賀工場で見送る。

若いアッコが2000万円使ってこの見本市の監督をやっている。
彼女が間違ってこの年寄り2人をメンバーから外していたのを
中洲の一喝で復活した。
「オーノ、アイパオ開発はお前の最後の大仕事だ」
中洲のハッパに1週間休みなく作品に取り組む。
横浜と大阪の会場で大喝采浴びるだろう。

アイパオとはこの10年間、中洲が設計大野が施工して来た
「家でない家」開発。
2020年から世界のホームレスに1日1ドルで貸し付ける
RENT A DOLLAR HOUSE プロジェクトを始める。
その為に今回チャッカリとショーの予算を使って
新バージョンを開発した。

さて今日の珍奇な開発はバンバンライト。
先般、超イケメンのタカデ君に委託したのがだいぶ形になって来た。
完成度は50%。中洲の珍奇な発見を注入すれば
オリンピック委員会に提案できよう。


遠賀のトロい空気ではタイムアウトになってしまうな。

小一時間化学チームにハッパかけ続けた。
渋い顔の面々にどれ程通じたか。
世界の女性への福音「子宮検診器」製品化試作は
変人イノウエ君に頼むのやめて
17日東京のヒハラチームに託すことにする。

探し物

1/14(月)盟友ヒメノさんの辞書には
「怒る」という言葉が見当たらない。

諸君、いつ如何なる場合でも怒っちゃダメだ。
事態は更に悪くなるのに、甘えて「怒って」しまう。
瞬間湯沸かし器なんぞは絶対バチ当たりだ。
この所中洲士郎ヒメノさんを見て大いに反省しとる。

そのヒメノさんだがBi水族館のセッティングに余念がない。
いやこのフィッシングショー出展で追い立てられている。
当然土日返上だ。
駆け出しのオーツカ君が一応水中カメラをモノにしたので
水族館が形になって来た。
彼が姿をくらませているのは
LEDライトの水中カメラ組み込みが上手くいかないからだろう。
30メートル海底が照らされてVRゴーグルに美しく映し出されるのを
フィッシングショーで公開するよ。
勿論釣師には応えられん道具だ。

ここで中洲の珍奇な発見

中洲は子宮検診器の小型球状カメラを覆う
膣内で膨らませる風船が見つからんので難儀している。
勿論専門メーカーに特注するが
取り敢えず量産試作の段階では市販品を探すことだ。
これが開発者の腕の見せ所だ。
東京のヤマダさんなんか秋葉原でブツブツ呟きながら
何時も何やら探し回っているらしい。
そうやってジャニさんなんかの大ヒットを打つのだ。

中洲も知恵を絞って
膣内で膨らませる透明バルーンを探す探す。

「そうだ。ゴクアツだ」

アマゾンで検索し、ゴクアツと称する品を家に送って貰ったが
色が黒だった。
だから映像が悪い。
ワシが居ない間にラオポに包みを開けられたらと心配したよ。
商品開発も楽じゃない。

ああ透明の超厚品が欲しい。

漫画ケミホタル

1/9(火)さあ今年の開幕だ。
野球なら新人王で華々しくデビュー。
その後鳴かず飛ばずでいつしか忘れられた選手がいる。
そいつが突然再びフィールドに登場。
狂ったように打ち始める。
ファンが熱狂する。そしてリーグ優勝。初夢か?

東京支店のミチワキさんが漫画描いてくれた。凄いなあ。
主人公の名前は中洲士郎にして欲しい。

ワクワクする事

1/7(日)どうしても今日仕舞わんといかん仕事、だがどうしても手掛けたい仕事で毎日悩む。

会社勤めで最大難儀なことは経費精算だ。今年も未だ箱に領収書が仰山残っている。ナガハマ姉さんに期末に持ち込めば確実に悲鳴を上げるな。だがやりたい仕事があるので精算は明日の休みに賭けよう。

今日は世にも珍奇な発明だ。少しばかり淫らな要素が加わると誰だって開発に夢中になるよ。今日の休みに出てきて手掛けるのは「家庭用子宮検診器」開発途上14件の中洲案件のうちこいつが一番凄いが誰一人膝を打つ者ががいない。死んだスティーブ(ジョブス)に聞いて見たいよ。「ねえスティーブiPhoneより有望じゃない?」って。

クイズ
この風船は何でしょう

東京支店で青年にコンビニに買いに走って貰った。数人の女子高生に見られて囃し立てられたそうだ。
アマゾンでゴクアツを発注。家に届いた。危ういところだった。しかも黒色。それでも立派な結果が出た。

諸君何事も例えば美味いものでも受注でも女性でもそして発明でもゲットするまでのスリルが面白い。それでこんな下らないブログ書いてるのは世に大ヒット製品が出る前の話を共有しようという人類史上初の試みをワクワクしたいからだ。勿論失敗したら「バッカじゃないか。やっぱりね。俺もそうじゃないかと思ってたんだ」それでお終いだ。

科学ってのはロマンなんだ

1/3(水)真夜中の開発談議。相手は次女。

ユバルの大閃光ペイント試射動画を見せながら
得々と新製品ペインターの凄さを説明。すると
「どうしてイスラエルなんや」
「防災用なら色を変えて誤射クレームに対処しなきゃ」
「顔に塗りたくってクレーム出るやろ」・・・・

中洲士郎いささか色めいて
「見た事、聞いた事のない製品を画期的と言う」
「だからお前みたいなのがあーじゃこーじゃ言う」

思い出すなあ。1985年の頃かなあ。
あの頃も会社に石橋君と言う女性がいてね。
博多ボーリングでJAL見本市があって
彼女と一緒にケミホタルをノベルティ用に出展した。
そこへ赤子を背負い更に1人の幼児の手を引いた
若い女性がブースに入って来た。
中洲、満面の笑みで得々と化学発光を説明。
それをさえぎるように
「ケミホタルって海に捨てられたら公害の元になるでしょう。
どうするんですか」って詰め寄る。
「そうやって人類は進歩するんです。車も飛行機も家電も」
なんて言っても聞く耳持たなさそうだから「スミマセン」で終わった。

「アンタだってセックスして子供産んだんだろう。
貴女の解釈ならそれも一種の公害じゃん」と言いたくなった。
そんな事言えば絶対訴えられるから止したが。

今回の大閃光ペイント談議でそんな昔の事ふと思い出したね。
だがこのままで日報閉じればその女性を侮辱したことになる。

21世紀に入ったすぐの頃から大西洋上で
「はえ縄漁」でのサイリュームの使用が禁止された。
それは一羽のコウノトリの腹から6インチが出てきた為の措置らしい。

あの時の子連れの女性が
「お魚のお腹から
飲み込んだケミホタルが出てきたらどう対処するの?」
って言えば論理的だ。
そして現代じゃそれは社会問題になる事件だ。

「新しい科学技術こそ人類のロマンだ」
なんて焼酎飲みながら気勢あげるのは男だけの世界か。

でもそんな馬鹿な夢の話に加わる女性も居たら可愛いなあ。