中国の家具屋事情

開発案件が沢山で時間との勝負でした。

しかし6/23の大パーティまでには新工場の格好付けねばなりません。それでチンユイ総経理と一緒に新工場の備品を求めて家具センターを回ることにしました。

皆さん中国で何が遅れてるって家具は酷いです。重いし品質悪いしデザインも最悪。それに馬鹿面の店員が後を付いて回るし何でこんなことに時間潰さなきゃいかんのかとチンユイさんにまで当たりました。そのうちフト「チンユイさん近くにイケアあるかな」これで事態は急展開です。日本のイケアと全く同じ店づくり品揃えです。違いと言えば店のベッドの至る所で中国人家族が遊んで寝ているのです。これには呆れますが愉快でした。中国人だって中国の家具センターで買い物なんか絶対しないと確信しますね。

先ずは小室さんの精緻な図面に従ってドンドン購買を決めていきました。こんな買い物は痛快で楽しいです。おまけにイケアでは店員が小室図面に従って良いのを見繕いイラストをメールしてくれるのです。中国では遅れた古いものは一瞬にして世の中から消え失せ次に世界の最先端が出現するのですね。新工場の食堂はきっと娘達が唖然とするでしょう。お陰で驚き半分の気分良い1日を終えました。

チャンスは転がっている

1/24(水)危機の裏に巨大な好機が潜んでいる。

昨日の中小企業の悲惨な姿から一転して
チャンスを鷲づかみにしている中小企業を見た。

そして老兵中洲に博徒の血が動き出す。
「又かあ」の社内の声が聞こえる。

再び朝4時に起床して豪華な天目湖ホテルを出て
車で2時間、南京空港へ、そして飛行機は青島へ。
ここから又車で一路北へ向かう。

济南(チーナン)化学工業地帯へ入ると
中洲の壊れた嗅覚でもツーンと来る臭気。
何時もは白い空気で先が見えないらしい。
大きなタンクローリーが列をなしている。

着いたところは寿光市、渤海湾に近い。
訪問した会社は昨日のトタン屋根と違ってピッカピカ、
今年で創立10年目だ。
昨日訪問した会社が隆盛を誇っていた時
そこの技術屋を引き抜いて化学発光原料の製造開始、
財をなして薬の中間体の会社を買収して
どんどん大きくなっていく。
儲けたお金で環境を整備し、
凄い化学品廃物処理工場をこさえて行政の信頼を得て、
更には行政に潰させた工場をタダ同然で手中に収めて
環境を整備し、事業の手を広めている。

潰れる会社あればそれで太る会社があるわけか。
現在資本金7億円のその会社に
出資したいと董事長に言ったら、「喜んで受ける」と。

やっぱり凄いね。


高温焼却炉と近代的排水処理施設。巨大な投資。

工場の近くで昼食をよばれた。
そこで大変なものに出くわした。
緑色の大根だ。
青首大根に近いが全体が緑色だ。
食感が不思議で瓜のように甘い。
水果萝卜(シュイクオルオポ)かと聞くと、「その通り」だと。
夕食で再びこの大根が回転テーブルに並び
大根の土産と種を貰った。
これからが楽しみだ。


甘い緑の大根。一年後には由布農園で収穫する。

中国の田舎で

1/23(火)諸君
中洲もこの歳になってようやく気付いたことがある。

何事も心に不安がよぎった時は
迅速に行動しなければならないって事を。
早めに危機を摘み取り序でにチャンスを嗅ぎ取る事だ。

今日では大抵の企業が
中国からの原料や製品の供給に依存している。
その中国での習近平さん断行中の改革に
弱小メーカーの強制淘汰がある。
手荒なことに瞬時に操業停止を命じるので
多くの工場主が不安に怯えているのだ。
無茶苦茶だがそうやって近いうちに
国力で米国を追い越してしまうのだろう。

ルミカも化学発光の基幹物質で
今では中国のメーカーに依存している。
先日の米国同業社との協議で
協力してこの問題に当たることにした。
そこで急遽中国のへき地に長征の旅に出たのだ。
これも本能の呼び声か、それとも単なる思いつきか。

まあ見知らぬ土地に出かけるのは矢張り胸が踊るよ。
福岡から飛行機で上海のプドンへ、タクシーで1時間、
もう一つの空港ホンチャオへ、
それから列車で南京に、更に車で2時間、
風光明媚な天目湖に到着して投宿。
更に車で1時間、溧阳(リーヤン)という町のさびれた農村に
目指す工場があった。既に陽は落ちている。
可哀想に寧波の立派な工場から夜逃げして来たのだが
これも閉鎖されるのは時間の問題か。

中国は空気の汚染で世界の嘲笑の的だが
一旦やると決めたら凄い。
自動車も全てEVになり
見る見る先進国で一番の青空が広がるのだろう。