なまってやんす

大阪支店でI君と面談する。
ルミカに10年ほど在籍して辞め、6年
苦労してやはりルミカに復帰したいとの申し出。

諸君、ここで会社で働くことの目的、
出戻りする事の是非を問うてみよう。

断っておくが中洲はいわゆる「ルール」に重きを置かない。
頼まれたら断れない。
何か方法を見つけるのを信条とする。

働くことの目的は
任された仕事で付加価値を上げて自分の会社の平均年俸を上げ、
社員の経済力を向上させること。

従って出戻りでも社員に貢献できれば許される。
むしろ長く留まっても
付加価値向上の認識が無く結果を出さない社員は
仲間の努力の恩恵に浴することは出来ない。
間接部門では仕事の生産性向上で評価される。

NB新商品や新市場製品での販売は効率性即効性が求められ、
従前の組織とは別に非従業員完全歩合制を採用したい。
これは社員の平均年俸を目標に近づけるためにも有効と思う。
そこで米国で一般的なレップ制度を検討する。

大阪支店での面談を終えてその足で茨城へ向かう。
恒例の忘年会だ。
「ご苦労なこったな中洲さん」
しかし茨城の仲間たちは郡司さんの下、
優しく結束して実に雰囲気がいいので苦にならん。
「中洲さん、実は色々問題があるんよ」
飲みながら前のパートさんがなまり言葉で囁く。
色々がエロエロと聞こえたのは中洲の勘ぐり過ぎかな。
傍のアリちゃん、よ〜くモテてね。
楽しい飲み会でした。

茨城の皆さんありがとう。

付加価値

1人の男がいる。
家柄も学歴もスキルもない。
ヤル気は人一倍だが
群れること出来ず居場所を失って職を転々としている。

老いた母親を一生懸命養っている。
その男ルミカに入るまで転々、辞めた後も2社転々。
中洲に電話して来て戻らせて欲しいと。
役員会に諮るが
「砂をかけてルミカを辞めた男だ」と当然の猛反対。

サラリーマンの世界で出戻りは一般にはご法度だが
ルミカではザラだ。
辞めたければ辞めればいい。戻りたければ戻るがいい。

問題は付加価値を上げない社員だと思う。
一般には上司の指示をよく守って真面目に努力するのを美徳とする。
そうやって会社がつぶれていく。

そこで中洲は珍奇な発見をした。

契約歩合給社員制度を設ける。
年俸1000万円稼ぐのを目標に掲げ社員復帰の道を作る。
★取り敢えずBiRodとBiプロダクト。それと不動在庫品販売。
★出社しなくていい。徹底的に売り歩く。
★営業管理システムはKJチームが提案する。

5pmからヒューマンアカデミーの総会に出席。
社外に仲間の会合有るのも面白い。
真野さんというアニメ関係者が言うに。
「先日生徒達を連れて秋葉原に行ったら何処もかしこもルミカ1色。
本当にルミカって凄い会社ですねえ」と。

中洲士郎も賛同しての「君はナニ色」キャンペーンだった。
コムロ氏が率先し、大いに散財もした。
「次は主張を変えよう」という「わけ知り意見」に同調する中洲士郎。
だが真野さんの話に「何事も現場を知る」ことの重要さを思い起こす。

特に広報活動については
時のトップがしっかり関与して判断を下さなければならない。
問題は「君はナニ色」に次ぐ次の一手だ。
中洲には思い浮かんだ。

だがもっと優れた案が出る迄伏せておこう。プロの腕に託そう。

段々、中洲士郎も世間にスレてくる。