似た者同士

横浜でのCP+2018最終日。
BiRodのファンが大勢ブースにお出ましです。
ゴーグルでの水中観察、ザリガニが眼前に迫る。
子供も大人も歓声。

「変な商品作るなあ。一体何の会社?」「ふふふ」
話好きのオヤジ達が集まってくる。
例によって
「この歳でしょう。もう知人を増やさないことにしてるの」
そう言いながらその面白い親爺と1時間もの長談義。
お互い自慢のアイデアの切り合い。
終いにその親爺
「実は腎臓癌で肺にも転移。余命3ヶ月。との宣告を受けた。
そこで温熱療法に取り組んだらこれこの通り元気になった。
今はがんコンセルジュをやっている」と。
39-42度でがん患部を特製電子レンジで温めると
癌の増殖が確実に止まるらしい。
「アンタね。ヘボ医者にどのように末期癌だと宣告されようと
回復の可能性はある。安心しとけ」と。

中洲士郎74歳まで全く癌にやられる気配がないが
罹ったら温熱療法とやらやってみよう。
それにしても世の中、似た者同士がいるもんだな。


子供達に大人気のBi水族館

男のため息

CP+ショー3日目。
ますます大盛況です。
今日もいろんな出会いが続いております。
キムラタクマ氏が応援に駆けつけてくれてファンサービスです。

昨日は仲間達と中華街で食事して夜遅くまで飲み回りました。
このところはしごを重ねる味を覚えてしまったようです。
酔うほどに酒が美味くなるのです。
少し前なら杯を重ねるとウイスキーの味が分からなかったのが
「ペッパータリスカ18年ハイボール」の秀逸さがバッチリ判ります。
更に昨日のように若い女性達も一緒だと幸せを実感しますね。
会社のコムロさんなんか
飲むためにひたすらランニングしているのです。得心。

それと酔うと女性には魔生が現れるのじゃないかな。
更にグラスを傾ける。
強い酒がスッと喉を走るとにこやかな笑顔が消えていく。
「貴方は奥さんを裏切れないのよね」
そんな会話が真夜中のカウンターから洩れ聞こえます。

ここで激しい叱責が飛んで来る。
「中っさんのような化石人間はいやらしいから
男女のお付き合いを特別なコトと捉えてんじゃないの?」
「アンタ。まあだ夢が覚めないの?」
いずこの見解の相違にも戸惑うばかりであります。
諸君の中で一緒にため息ついてくれる人いませんかね。

MSKとは?

CP+2018が横浜で2日目を迎えました。
会場はいやが上にも盛り上がっているようです。
中洲一行はTAI社との開発協議で会場を欠席しました。

結局この世界初の化学発光スプレー開発が始まって
マルマル2年が経過した。
相手の社長と専務は我が子の誕生を待たずに
現職を退任されるようです。
言わんこっちゃない。開発に時間がかかりすぎる。
中洲心底申し訳なく思うし
最後まで諦めたくない。
1日も早く話題をこさえて
お二人が在任中に製品をデビューさせたいのです。

相手社長からの昼食招待が組まれておりました。
その直前に社長も会議に出席。
何しろ国内屈指の毛並みのいい一族で
中洲とは月とスッポン。
だから鷹揚なものでクヨクヨの気配もない。
だが苦労人の中洲はどうしてもお二人に花向けがしたい。
それで会議の前にある事を仕組んでいた。
社長が会議に加わって数分後
「チョッと社長にご覧に入れたい」
それがアリちゃんへの合図だ。
アリちゃん心得てPVCボールを取り出し
突端に針が付いた大閃光ペイントで
発光ゲルをボールに注入する。
クドクドと命じていたのアリちゃん珍しく
手品師のような手際でボールを大閃光させた。
会議室に一斉に歓声が上がる。
プレゼンは絶対モタモタしちゃいかんのだ。

中洲25歳のサラリーマン時代、
商品開発でお客の1人に慶応出のベンチャーがいました。
彼の強烈なプレゼン技術が今でも瞼から離れないのです。
敢えてその人物を明かすと
「中外道路資材の新井元之介社長」中洲の心の恩師。
営業のプレゼンもスポーツ選手のように鏡に向かって
繰り返し繰り返し練習しなきゃいかんのですね。

この後4人で本当の食通の
贅沢な隠れ家レストランに招待された。
中洲感激して得意の「MSK」宣言をやらかした。
それは
「開発が遅れたために皆様の親会社の重役達に
お二人の功績を伝えられなかった。申し訳ない。
何とか1日も早くDUALペインターを世に出して
親会社にMSKの札をかざしましょう」
「そのMSKってどんな意味だね中洲さん」
「MSKってのは中洲言葉で
(見たか知ったかこの野郎)の頭文字ですよ」
「よっしゃその札をこうやってかざそう」

丸いスイカが沈んだ本物のシャンペンをお代わりして
贅沢な昼食でした。